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スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!
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ポケットには、手や小物を入れてはいけません

ジャケットには左胸と左右の腰部分にポケットが配されています。これは長い歴史が培ってきた伝統的なデザインです。胸ポケットにはポケットチーフを差しますが、腰ポケットはモノを入れてはいけません。小物や手を入れると重さでジャケットが引っ張られ、シルエットを崩してしまうからです。現代人の日常では、スマホや財布、IDカードなどを収納しておくポケットがあると確かに便利ですが、スーツはあくまで着る人を美しく見せるもの。機能服として着るワークウェアなどとは区別すべきものなのです。購入時にポケットが開かないようにしつけ糸で縫いつけられている場合は、あえて糸を外さず、ポケットを使えないようにしておくといいでしょう。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

西洋の貴族の服装から派生したスーツは、執務服や狩猟服、作業着や会食の席のための服装など、さまざまな要素を取り入れて現在の形に進化しました。執務時に部屋を移動する際ペンを挿しておくポケット、狐狩りのときに替え弾を入れておくポケットなど、さまざまな上着の要素が集約されています。ジャケット、ベスト、パンツのスリーピースとして現在の形に近づいたのは今から200年ほど前と言われます。デザインの元となったポケットは、それぞれに取り付けられている位置や形状に意味があるので、着用するTPOに合わせてポケットのデザインからジャケットを選べば、ドレスコードに造詣あることをさりげなく周りに伝えることができるはずです。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

ポケットの形が持つ意味を知って賢く着分ける

ジャケットの腰ポケットにはフラップ付きのものや、斜めにつけられたもの、パッチ式のものや上下に2つあるものなど、様々な形状があります。実際にモノを入れることはないとはいえ、それぞれの出自を知っておけば、どのようなシーンに着ていくことが相応しいかが分かるはずです。現代では厳格なドレスコードはありませんが、自分なりのドレスコードを持っておくことは礼節ある大人の嗜みでもありますし、さらには服装を選ぶときにも迷わずに済むという利点もあります。

では、ポケットの形状とそれぞれの用途について紹介しましょう。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

フラップポケット

ポケットに蓋=フラップのついたもの。一般的なスーツのポケットは、ほぼこの形状です。雨水や土埃が入らないように蓋がついていることから外で着ることを前提としたポケットだということがわかります。フラップの幅はラペル幅と連動することが多く、ワイドラペルのときはほんの少しフラップ幅を太くするとバランスよく見えます。

フラップレスポケット

フラップがなく、横一文字に口があるポケットは、室内で着るためのフォーマル用スーツなどドレスアップするためのスーツに用いられます。口部分が開いてしまうと格好が悪いので、ポケットにモノを入れるのはご法度。しつけ糸がついていたら、外さないことをおすすめします。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

パッチポケット

ジャケットの腰部に共布をパッチのように貼り付けたポケットは、本来はワークウェアなどに用いられたポケットの形状で、主に単品のジャケットに見られる仕様です。ドレスアップしたシーンで着用するスーツには用いませんが、最近ではあえてパッチポケットにすることで、カジュアルに着られるように仕立てることもあります。

パッチ&フラップポケット

パッチポケットにフラップが取り付けられたもので、サファリジャケットなどカジュアル用のジャケットに使われることが多い仕様です。ドレスアップするスーツにはあまり使われませんが、オーダースーツならではのこだわりとして取り入れる人もいます。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

スラントポケット

ポケットが斜めに着られているものをいい、別名「ハッキングポケット」呼ばれます。本来は乗馬時に冷えた手を温めるため、手を入れやすいよう斜めに切られたポケットに由来します。ロンドンのサヴィル・ロウで仕立てるビスポークスーツに採用されることが多かったため、「英国の高級仕立て服」の代名詞として既製品に用いられました。

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チェンジポケット

主に右側の腰ポケットの上に取り付けられた小さなポケットをチェンジポケットと言います。チェンジとは小銭のこと。文字通り、小銭などの小物を入れるためのポケットですが、実際に入れると取りにくいので使わないほうが無難です。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

どうしても小物を入れるなら内ポケットを使います

腰ポケットにモノを入れると、膨らんだり、型崩れの原因となるので、使わないことをおすすめしますが、手ぶらになりたくて小物を収納したいなら、内ポケットを使うことをおすすめします。ただし、あくまで薄手で小さく軽いものを。内ポケットはその位置と構造から多少のものでもジャケットのシルエットや型崩れにひびきにくいので、適度に活用するほうが良いでしょう。その際、用途によって、どこになにを入れるかの参考までに、内ポケットについて解説します。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

左内ポケット

右手を滑り込ませやすく、出し入れが容易な左の内ポケットには、チケットやパスケース、名刺入れなどを収納するのが適切です。スマホを入れる方もいらっしゃいますが、スマホはちょっと重いので、カードケースなどの薄く軽いものにしておくほうがよいでしょう。

スーツのポケットの正しい使い方・マナーを解説!

右内ポケット

左前になるジャケットの右ポケットは、手が入れにくい構造です。そのためスリや盗難に合わないよう各種カードや海外ではパスポートなど、貴重品の収納に役立ちます。また左打ちポケットはボタン無し、右打ちポケットにはボタン付きという場合も少なくありません。

左下内ポケット

腰ポケットの裏辺りに位置する内ポケットは、多少厚みのあるものを入れても表にひびかない構造です。そのためスマホやシガーケースなどを収納しても、シルエットに影響しにくいので活用すると便利です。ただし素早く取り出しやすい場所ではないのでご注意を。

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