シャツの裾が何度も出てしまう際の対策法。原因を知り適切に対処
2021.08.13 FRI

シャツの裾が何度も出てしまう際の対策法。原因を知り適切に対処

ビジネスシーンにおいて、シャツはパンツの中に入れるのが基本です。にもかかわらず、シャツが出ていると、見る人にだらしない印象を与えてしまいます。シャツが出てしまう原因には間違った着丈が考えられます。効果的な対策方法と共に解説します。

ビジネスシーンにおけるシャツの着方

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ビジネスカジュアルシャツを選ぶ場合、裾を出して着用しても良いのか迷いがちです。ビジネスシーンでの正しい着こなし方を解説します。

シャツはパンツINが基本

ビジネスシーンでスーツを着用する場合、シャツの種類はワイシャツを選ぶことになります。シャツの着こなし方は、パンツの中に裾を押し込む『タックイン』が基本です。

スーツに比べ自由度の高い「ビジネスカジュアルスタイル」でも、シャツの裾はパンツに入れましょう。スーツと同様、相手にだらしない印象を与えない着こなしが基本です。

ビジネスカジュアルシャツは、色や柄など他の部分で既にカジュアル色が濃くなっています。着こなし方次第で、やぼったい印象を与えてしまうため注意が必要です。

シャツがパンツから出る二つの原因

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シャツの裾がパンツから出てしまう場合は、以下に挙げる二つの原因が考えられます。原因が分かっていれば、対策も立てやすくなるでしょう。

原因1.着丈が足りていない

シャツがパンツから出てしまう理由の一つに、シャツの着丈が足りていないことが挙げられます。着丈とは、首の付け根の中心から裾までを、直線で測った際の長さです。

ビジネスシーンで着用するシャツを選ぶときは、裾がお尻を完全に隠す着丈のシャツを選びましょう。座ったり手を挙げたりしても、シャツの裾がパンツから出にくくなります。

シャツの裾の両脇は、着丈より短くなっているのが一般的です。着丈が足りていないと、裾の両脇が外に出やすくなるため、裾の両脇の長さにも注意しましょう。

原因2.パンツのウエストが緩い

シャツの裾は、パンツのウエストが緩い場合にも、外に出やすくなります。シャツとパンツの接地面が少なくなり、パンツがシャツをしっかりと押さえられなくなるためです。

ベストなウエストの緩さは、指先を伸ばした状態の手が差し込める程度です。緩すぎる場合は、ウエストのサイズを調整してもらいましょう。

ただし、調整前の状態でお尻回りがちょうど良いサイズなら、ウエストを詰めるとお尻回りがきつく感じやすくなります。座った際に破れる可能性もあるため注意が必要です。

シャツを出さないための対策

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シャツの裾が外に出ないようにするための対策を紹介します。着丈の長さとパンツの緩さを意識して対策を講じるのがポイントです。

正しい着丈でシャツを着る

シャツを外に出さないための対策としては『自分に合った長さのシャツを選ぶこと』が挙げられます。

自分の背中側、首の付け根から、背骨に沿ってお尻が隠れる部分までの長さを把握しておきましょう。

洗濯で縮むことを考慮し、1cmほど長いものを選んでおくと安心です。

パンツに滑り止めを付ける

パンツのウエストが緩いと、パンツとシャツの摩擦が小さくなるため、シャツが外に出やすくなります。そのため、パンツに『滑り止め』を取り付けて、摩擦を大きくするのも有効な対策です。

滑り止めは、パンツの販売店に頼めば有料で付けてもらえます。パンツの購入時に、最初から付けてもらうのもおすすめです。

自分で滑り止めを購入すれば、アイロンを使用して簡単に取り付けられます。自分で付けるのが面倒な場合や、より確実性を高めたい場合は、販売店に取り付けを依頼しましょう。

インナーベルトを使う

シャツの裾を外に出さないためには『インナーベルト』を使うのも有効です。インナーベルトとは、パンツの内側でシャツに巻き付けて使用するベルトのことをいいます。

一般的なベルトと異なり、インナーベルトはゴム製のものが主流です。巻き付けた際の圧だけでなく、シャツとの摩擦も高められるため、シャツがずれにくくなります。

滑り止めに比べ、より広範囲でシャツを押さえられる点もメリットです。パンツの内側で使用するため、外から見えてしまう心配もありません。

下着の中に入れる

手っ取り早く対策を講じたいなら『シャツを下着の中に入れ込んでしまう』のも一つの方法です。ウエストにかかる圧を強められるため、シャツの裾が外に出にくくなります。

滑り止めやインナーベルトに比べると効果は低いものの、アイテムを購入せずに済みます。シャツのずれが気になった際、手軽に対処できる点もポイントです。

また、シャツの下に着たインナーがずれると、引っ張られる形でシャツもずれやすくなります。そのため、インナーのみを下着の中に入れるだけでも、それなりの効果が期待できます。

適切なサイズで着られる「オーダーシャツ」

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ビジネスカジュアルシャツの中には、着丈が長くなると全体のサイズが合わなくなるものもあります。自分に合ったシャツがない場合は、オーダーシャツを着るのがおすすめです。

オーダーシャツの基本

オーダーシャツとは、自分に合うサイズや自分好みのデザインで作った、世界に1着しかない自分用のシャツです。

オーダーシャツの作り方は、『パターンオーダー』『イージーオーダー』『フルオーダー』の3種類に分けられます。

用意された型紙をもとに、細部のみ微調整して作る方法が『パターンオーダー』です。既製品では物足りない人に向いています。

『イージーオーダー』は、型紙からシルエットやデザインを調整して作る方法です。パターンオーダーに比べ、より自分に合ったシャツが作れます。

オリジナルの型紙を作り、細部にまでこだわって作る方法が『フルオーダー』です。完成まで時間はかかりますが、フィット感・着心地・デザインの全てに満足できるシャツを作れます。

既製品との違い

既製品のシャツは、標準的な日本人男性の体形に合わせて作られています。首や袖などのサイズが決まっているため、既製品が自分の体にジャストフィットする人は少ないでしょう。

販売店によっては、肩回りや胸回りを微調整してくれることもあります。しかし、直せる範囲には限界があることから、どうしてもサイズが合わない部分が残ってしまいます。

一方、オーダーシャツなら、自分の体形にフィットした着心地を得られます。だらしなく見える部分をなくせるため、自分を見る人に良い印象を与えられる点もメリットです。

自分好みのアレンジができる

オーダーシャツのメリットは、自分に合ったサイズでシャツを作れることだけではありません。色・柄・素材など、自分好みのデザインにできることも魅力です。

オーダーシャツなら既製品に比べ、生地の選択肢が圧倒的に増えます。気に入ったデザインをシャツに反映できれば、より良い着心地を得られるでしょう。

襟の形も、さまざまなパターンから好きなものを選べます。利用シーンに合わせた襟を選ぶことで、おしゃれな着こなしを演出できます。

シャツの裾を出さないようにしよう

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ビジネスシーンにおいては、スーツとビジネスカジュアルシャツのどちらを着用するケースでも、シャツをパンツに入れる着こなしが基本です。

着丈が足りていない場合や、パンツのウエストが緩い場合は、シャツの裾が外に出て見た目が悪くなります。シャツを正しく選んだり、アイテムを使用したりして、外に出ないような対策を講じる必要があるでしょう。

自分に合うシャツが既製品にないなら、オーダーシャツを着用するのがおすすめです。体にフィットするシャツを作れるため、シャツの裾も外に出にくくなるでしょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。