【夏のビジネスカジュアル】暑い季節に快適&おしゃれな着こなしのポイント
暑い夏のビジネスシーンでも、快適におしゃれを楽しみたいもの。しかし、見た目の涼しさだけでなく、清潔感や上司・取引先への配慮も欠かせません。
そこで今回は、夏のビジネスカジュアルを快適かつスタイリッシュに乗り切るためのポイントをご紹介します!
以下の内容を詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
- 夏のビジネスカジュアルの基本ルール
- おすすめのアイテムと着こなしテクニック
- よくある疑問にお答えするQ&A
夏のビジネスカジュアルの基本ルールとは?
夏のビジネスカジュアルを快適におしゃれに着こなすためには、以下のような基本ルールを押さえておくことが大切です。
- 清潔感と涼しげな印象を大切にする
- 上司や取引先に失礼のない服装を心がける
- 会社のドレスコードに合わせる
暑い夏でも、ビジネスシーンにふさわしい装いを心がけることで、好印象を与えることができるでしょう。詳しく解説します。
1. 清潔感と涼しげな印象が大切
夏は汗をかきやすい季節であるため、清潔感を保つことが何よりも重要です。汗ジミや体臭が気になる服装は避け、こまめに洗濯やクリーニングをするようにしましょう。
また、白やベージュ、ライトブルーなどの爽やかな色味や、綿やリネンなどの通気性の良い素材を選ぶことで、涼しげな印象を与えることができます。
暑さ対策を怠らず、常にフレッシュな状態を保つことが、夏のビジネスカジュアルの基本ルールの一つと言えるでしょう。
2. 上司や取引先に失礼のない服装を心がける
ビジネスカジュアルといっても、あまりにもカジュアルすぎる服装は避けるべきです。上司や取引先との会議や商談の際は、相手に失礼のない品格ある装いを心がけましょう。
Tシャツやジーンズ、サンダルなどは控え、襟付きのシャツやポロシャツ、きちんとしたパンツやスカートを選ぶようにします。
アクセサリーも派手すぎるものは避け、シンプルで上品なものを身につけるのがおすすめです。相手に好印象を与え、信頼感を築くためにも、TPOに合った服装選びが求められます。
3. 会社のドレスコードに合わせる
ビジネスカジュアルの定義は会社によって異なるため、自社のドレスコードをしっかりと確認し、それに合わせた服装を選ぶことが大切です。
中にはカジュアル度の高い服装を許容している会社もあれば、あくまでもビジネススーツに近い装いを求める会社もあります。
会社のカジュアル度 | 適切な服装例 |
---|---|
高め | ポロシャツ、チノパン、スニーカーなど |
中程度 | ボタンダウンシャツ、ジャケット、革靴など |
社内の雰囲気や先輩社員の服装を参考にしながら、自社のドレスコードに沿った装いを心がけることが重要です。会社の一員としてふさわしい身だしなみを整えることで、周囲からの信頼も得られるでしょう。
夏のビジネスカジュアルにおすすめのアイテム
夏のビジネスカジュアルを快適におしゃれに着こなすためには、暑さ対策と清潔感、そしてビジネスシーンにふさわしい品格を兼ね備えたアイテム選びが欠かせません。
- 涼しげなシャツやポロシャツ
- 軽量で通気性の良いジャケットやベスト
- 吸汗速乾性に優れたパンツ
素材や機能性にこだわったアイテムを上手に取り入れることで、暑い夏でも快適にスタイリッシュに過ごせるでしょう。
1. 涼しげなシャツやポロシャツ
夏のビジネスカジュアルの定番アイテムと言えば、爽やかな印象のシャツやポロシャツです。綿やリネンなどの天然素材は通気性に優れ、肌触りも良いので暑い日でも快適に過ごせます。
ホワイト、ライトブルー、ベージュなどの明るい色味を選べば、涼しげな雰囲気を演出できるでしょう。
また、吸水速乾性やストレッチ性に優れた機能性素材のシャツであれば、汗をかいてもサラリとした着心地が続くのでおすすめです。襟元や袖口にこだわったデザインのシャツを選ぶのもよいでしょう。
2. 軽量で通気性の良いジャケットやベスト
ビジネスカジュアルにおいてジャケットは欠かせないアイテムですが、夏場は重たく暑苦しい印象になりがち。
そこでおすすめなのが、麻やコットンなどの軽量で通気性の良い素材を使ったジャケットです。ウォッシャブル加工や速乾性に優れたものであれば、汗をかいてもケアが簡単。
ベストであれば、ジャケットを脱いでもきちんと感が保てるのでおすすめです。ライトグレーやベージュ、ネイビーなど、爽やかな色味のジャケットやベストを選ぶことで、夏らしい軽やかな装いが叶います。
3. 吸汗速乾性に優れたパンツ
下半身の衣類も、暑い夏を快適に過ごすための工夫が必要です。特におすすめなのが、吸汗速乾性に優れたパンツです。
麻やポリエステル、ストレッチ素材などを使用したパンツは、汗をかいてもすぐに乾くので、べたつきにくくサラリとした着心地が続きます。
素材 | 特徴 |
---|---|
麻 | 通気性、吸水性に優れる。 軽くてサラサラとした肌触り。 |
ポリエステル | 吸汗速乾性が高く、シワになりにくい。 |
ウォッシャブル加工が施されていれば、自宅で手軽に洗えるのも嬉しいポイント。カラーはベージュやネイビー、ライトグレーなど、合わせやすい定番色がおすすめです。
夏のビジネスカジュアルの着こなしテクニック
夏のビジネスカジュアルを快適かつおしゃれに着こなすには、いくつかのテクニックが役立ちます。
- 上下を同系色でまとめてすっきりと見せる方法
- 襟元を開けて抜け感を演出する着こなし
- 足元に軽やかなローファーやドライビングシューズを合わせるコーディネート
暑い季節でも清潔感と品格を保ちつつ、涼しげでこなれた印象を与えるポイントをご紹介します。
上下を同系色でまとめてすっきり見せる
夏のビジネスカジュアルで、上下を同系色でまとめるのは効果的なテクニックです。
例えば、ベージュやグレーなどの明るめの色を選ぶと、すっきりとした印象を与えながら、涼しげな雰囲気も演出できます。同系色のトップスとボトムスを組み合わせることで、統一感のあるコーディネートが完成します。
色の濃淡や素材感に変化をつけることで、単調になり過ぎず、洗練された印象に仕上げることができるでしょう。
また、シャツとパンツだけでなく、ジャケットやベストも同系色で揃えると、より洗練された雰囲気になります。暑い夏でも、上下の色を合わせることで、ビジネスシーンにふさわしい品格ある装いを実現できるのです。
襟元を開けて抜け感を出す
夏のビジネスカジュアルで、襟元を開けるのは抜け感を演出する簡単なテクニックです。
シャツの上から1〜2つボタンを外すだけで、こなれた印象になります。襟元を開けることで、暑苦しさを和らげ、涼しげな雰囲気を醸し出すことができるのです。ただし、あまりに開けすぎるとラフになり過ぎるので、TPOを考えて加減することが大切です。
また、ボタンダウンシャツを選ぶと、襟が立ちにくく、すっきりとした印象を保てます。ただし、襟元のお手入れを忘れずに。汗をかいて襟が汚れていては、清潔感が損なわれてしまいます。
足元は軽やかなローファーやドライビングシューズを選ぶ
夏のビジネスカジュアルでは、足元に軽やかな印象のシューズを合わせるのがおすすめです。重厚感のある革靴よりも、ローファーやドライビングシューズなどを選ぶことで、コーディネート全体に涼しげな雰囲気をプラスできます。
ベージュやネイビーなどの明るめの色を選ぶと、より夏らしい爽やかさを演出できるでしょう。素材もスエードやキャンバスなど、通気性の良いものを選ぶと◎。
靴下は、素足で履けるカットソータイプやフットカバーを合わせると、すっきりとした印象になります。
ただし、サンダルやスリッポンは、ビジネスシーンには不向きなので避けましょう。足元は上品さを保ちつつ、軽やかさを意識することが夏のビジネスカジュアルのポイントです。
ポイント | テクニック |
---|---|
同系色コーデ | 上下を同系色でまとめてすっきり見せる |
襟元 | 1?2つボタンを開けて抜け感を出す |
足元 | 軽やかなローファーやドライビングシューズを選ぶ |
夏のビジネスカジュアルに関するQ&A
夏のビジネスカジュアルを快適に着こなすには、いくつかの疑問点を解決しておくことが大切です。ノーネクタイや半袖シャツの是非など、ビジネスカジュアルに関する具体的な質問にお答えします。
Q. ノーネクタイでも大丈夫ですか?
A. ビジネスカジュアルの場合、ノーネクタイは一般的に許容されています。
上着を着用する場合は、ジャケットの襟元をきれいに整えることで、ネクタイがなくてもきちんと感を保てます。
ただし、襟元がだらしなくならないように注意が必要です。ボタンダウンシャツを選んだり、襟芯を入れたりするなど、襟元のきちんと感を意識しましょう。
また、シャツの素材や柄にも気を配ることが大切。綿100%の無地シャツなら、ノーネクタイでも品格ある印象になります。場合によっては、ポケットチーフを合わせるのもおしゃれな着こなしのポイントです。
TPOに合わせて、ノーネクタイを上手に取り入れることで、夏のビジネスカジュアルを涼しげに演出できるでしょう。
Q. 半袖シャツはビジネスカジュアルに適していますか?
A. 半袖シャツは、ビジネスカジュアルとしてはやや casual 過ぎる場合があります。
上着を着ない場合は特に、半袖だと正式度が下がってしまう可能性が。ただし、会社の雰囲気によっては許容される場合もあるでしょう。
無難に着こなすなら、七分袖シャツがおすすめです。七分袖なら、袖を折り返してアレンジすることもできます。素材は、綿麻やリネンなどの涼しげな生地を選ぶと、快適に過ごせます。
柄物を選ぶ際は、あまり派手すぎないように気をつけるべきですが、ストライプやギンガムチェックなら、爽やかな雰囲気を演出できます。
半袖シャツを着用する場合は、袖の長さやデザインにも配慮が必要です。品のある着こなしを心がけることが、ビジネスカジュアルの鉄則と言えるでしょう。
Q. サンダルは夏のビジネスカジュアルに合いますか?
A. サンダルは、オフィスカジュアルであってもビジネスシーンには不向きとされています。
理由は、サンダルでは足元がだらしなく見えてしまい、仕事モードを維持しにくいからです。
ビジネスの場では、きちんと感や信頼感を保つことが大切。そのためには、かかとを包み込むデザインのしっかりとした靴が適しています。甲の部分が開いているサンダルでは、どうしても正式さに欠けてしまいます。
また、音が響きやすいのも問題点の一つ。室内ではパタパタと音が反響し、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。
夏のビジネスカジュアルに合う靴は、蒸れにくいローファーやドライビングシューズがおすすめ。足元は、涼しさと品格を両立させることが重要なのです。
Q. 夏でもスーツ着用が必須の場合はどのようにすべきですか?
A. 夏でもスーツ着用が必須の場合は、暑さ対策が欠かせません。
通気性と吸水速乾性に優れた「夏用スーツ」を選ぶのがおすすめです。夏用スーツは、生地が薄手で軽量なのが特徴。
また、ジャケット内側がメッシュ素材になっているスーツも快適です。メッシュ素材が汗を吸収・発散してくれるため、べたつきが軽減されます。
スーツの色柄は、明るめのグレーやベージュ、ストライプ柄などを選ぶと、爽やかな印象に。シャツや ネクタイも、吸水速乾性の高い素材を選びましょう。
蒸し暑い日でも、快適にスーツを着こなすことができるはずです。
まとめ
夏のビジネスカジュアルを快適かつおしゃれに着こなすためには、清潔感と涼しげな印象を大切にしつつ、上司や取引先に失礼のない服装を心がけることが重要です。
夏でもスーツ着用が必須の場合は、通気性と吸水速乾性に優れた「夏用スーツ」を選ぶのが賢明でしょう。
暑い夏でもビジネスシーンで快適に過ごせるよう、自分に合ったアイテムを揃えておくことをおすすめします。
やはりオーダースーツを一着持っておくのもよいでしょう。
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