アンコンジャケットとは?普通のジャケットとの違いや魅力、失敗しない着こなし術を解説
肩パッドも裏地も省いた軽やかなジャケットが、今ビジネスシーンで注目を集めています。アンコンジャケットと呼ばれるアイテムは、堅苦しさのない自然体の着こなしを叶えてくれる一着です。
仕事にも休日にも使える汎用性の高さから、ワードローブに取り入れる方が増えています。本記事では、アンコンジャケットの魅力や選び方、着こなし術までまとめて解説します。
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アンコンジャケットとは?
近年注目度が上がっているアンコンジャケットについて、名前の由来や基本的な構造、人気の背景を見ていきましょう。
アンコンジャケットの意味と由来
アンコンジャケットは「アンコンストラクテッド・ジャケット」の略称で、日本語では「非構築的なジャケット」を意味します。裏地・芯地・肩パッドといった副資材をほとんど使わずに仕立てた、軽くソフトなシルエットが特徴です。
裏地はほぼなし、もしくは部分的な「大見返し」仕様で、内側にも表地と同じ素材が見えるシンプルな作りになっています。軽くて動きやすく、長時間着ても疲れにくいことから人気を集めています。
歴史的なルーツは大きく2つ。ひとつは1930年代の南イタリア・ナポリで生まれた軽量な仕立てです。温暖な気候に合わせたリゾート用・富裕層向けの軽い上着として発展しました。もうひとつは1980年代のジョルジオ・アルマーニによる「アンコン革命」です。アルマーニがアンコンジャケットを打ち出したことで、このスタイルは世界的に浸透しました。
アンコンジャケットの基本構造
最大の特徴は、裏地・芯地・肩パッドを使用していない点です。一般的なテーラードジャケットでは欠かせない副素材をあえて省くことで、ソフトで軽快な着心地を実現しています。
タイプは大きく2つに分かれます。副素材を一切使わない「完全非構築タイプ」と、肩に毛芯などを少しだけ入れる「一部構築タイプ」です。前者はカーディガン感覚で羽織れる気軽さが持ち味で、後者は適度なシルエットのキープ力を備えています。
アンコンジャケットはなぜ注目されている?
ビジネスカジュアルやリモートワークの増加にともない、堅苦しさを抑えたスタイルへの需要が高まっています。スーツをきっちり着込む時代から、快適さと見栄えを両立させる時代へと移り変わりつつあるのです。
クールビズやオフィスカジュアル化の浸透も追い風となり、スーツほどフォーマルでないジャケットの人気が上昇しました。「きちんと感は欲しいけれど、窮屈なのは勘弁してほしい」という声に応えるアイテムとして、アンコンジャケットが選ばれています。
アンコンジャケットの魅力とメリット
一着持っておくだけで着こなしの幅がぐっと広がるアンコンジャケット。ビジネスからカジュアルまで対応できる魅力を掘り下げます。
ビジネスにもカジュアルにも対応できる
シャツとネクタイを合わせればビジネスライクな装いに、ポロシャツやカットソーならカジュアルな装いに早変わりします。インナーとボトムスの組み合わせ次第で、一着のジャケットが何通りもの表情を見せてくれるのが大きな魅力です。
スーツほど堅苦しくなく、かといってラフすぎない絶妙なバランス感は、幅広い場面で重宝します。出社・リモートワーク・休日のお出かけまでシーンを選ばず活躍する守備範囲の広さは、ほかのアウターではなかなか得られません。
軽くて動きやすい快適な着心地
裏地や芯地がないため通常のジャケットより軽量で、長時間着ていても肩が凝りにくいのは嬉しいポイントです。午前中から夕方までジャケットを着たまま過ごすビジネスパーソンにとって、着疲れしにくさは重要な判断基準です。
肩周りの制限がないため、腕を上げる動作やデスクワークでも快適に過ごせます。会議中にホワイトボードに書き込む場面や、パソコン作業を長時間続ける場面でも窮屈さを感じません。
普通のジャケットと比べると、次のような違いがあります。
| 項目 | 普通のジャケット | アンコンジャケット |
|---|---|---|
| 主な素材 | ウール | リネン・コットン・ジャージー |
| 肩パッド | あり | なし(一部構築タイプは薄いパッドあり) |
| 裏地 | あり | なし |
| 重量感 | しっかり重め | 軽量(約3分の2) |
| シルエット | 構築的・直線的 | 柔らかい・自然体 |
| 通気性 | やや低い | 高い |
| フォーマル度 | 高い | 中程度 |
ストレッチ素材を使えば動きやすさが一段と向上するため、自転車通勤や出張が多い方にも最適です。素材選びひとつで着心地と見た目の印象が大きく変わるのも、アンコンジャケットならではの魅力です。
シワになりにくい素材を選べば小さくたたんでバッグに収納でき、携帯性にも優れています。移動が多い方には特におすすめしたい一着です。
程よい抜け感でおしゃれを楽しめる
かっちりしすぎないシルエットが、気取らない大人の余裕を演出してくれます。「頑張りすぎていない感じ」がかえっておしゃれに見えるという、逆説的な魅力を持つアイテムです。
ビジネスカジュアルの場面では「最も失敗しにくいファッションアイテム」とも評されています。かしこまりすぎずラフすぎない絶妙な立ち位置が、コーディネートの難易度を一気に下げてくれるからです。
失敗しない着こなし術をマスターしよう
せっかくのアンコンジャケットも、合わせ方を間違えるとだらしなく見えてしまいます。ビジネス・カジュアル・季節別のコーディネート術を押さえておきましょう。
ビジネスシーンでの着こなしポイント
ビジネスで使う場合、色選びについて以下のポイントがあります。
- 無地のネイビーやグレーを選ぶと清潔感が出やすい
- インナーは白やブルーのシャツで統一感を持たせる
- パンツはウールスラックスを合わせるときちんと感が増す
- 靴は革靴を選び、足元で引き締める
ネクタイを締めればフォーマル寄りに、ノータイならビジネスカジュアル寄りにと、ネクタイ一本で印象を調整できるのも便利なところです。
ただし注意点がひとつあります。大事な商談や取引先訪問など正式な場面では、アンコンジャケットではなく通常のスーツを選ぶのが無難です。TPOを見極めて使い分ける意識が、信頼感のある着こなしにつながります。
カジュアルシーンでの着こなしポイント
インナーをカットソーやニットに変え、デニムやチノパンと合わせれば休日スタイルの完成です。ジャケットの袖をわずかにまくるだけでも、ぐっとカジュアルな雰囲気が加わります。
リネン素材やベージュカラーのアンコンジャケットを選べば、季節感のある爽やかなコーディネートに仕上がります。春先や初夏のお出かけには特に映える組み合わせです。
ポロシャツと合わせると程よくカジュアルダウンしつつ、清潔感を保てるバランスの取れた着こなしが叶います。「休日だけどちょっときちんとして見せたい」という場面にぴったりでしょう。
季節別に押さえておきたいコーデのコツ
春夏はリネンやコットン素材のアンコンジャケットに、白パンツやチノパンを合わせ、軽やかに仕上げるのが鉄板です。通気性の高い素材を選べば、暑い日でも快適に過ごせます。
秋冬はウール素材のアンコンジャケットに、ハイゲージニットをインナーとして合わせると暖かみのある着こなしが楽しめます。マフラーやストールでレイヤードを意識するのもおすすめです。
夏場はインナーをカットソーにしてショーツを合わせたリゾートスタイルも楽しめます。旅先でのディナーなど「少しだけきちんとしたい」場面で活躍してくれます。
まとめ
アンコンジャケットは肩パッド・裏地・芯地を省いた軽やかな仕立てが持ち味で、ビジネスからカジュアルまで幅広い場面に対応できる万能アイテムです。通常のジャケットと比べて重さはおよそ3分の2ほどで、肩が凝りにくく動きやすい快適さが支持されています。
季節に合った素材選びとインナーの工夫で、年間を通じて頼れる一着を見つけてみてください。自分の体型にフィットしたアンコンジャケットをお探しの方は、ぜひKASHIYAMAのオーダーをお試しください。
上質な素材と丁寧な仕立てで、既製品にはないジャストフィットの一着が手に入ります。公式Instagramでも着こなしやコーディネート例を発信していますので、あわせてチェックしてみてください。
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