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ダブルスーツで大人の色気を醸し出す。シーン別マナーと着こなし術
2023.04.01 SAT

ダブルスーツで大人の色気を醸し出す。シーン別マナーと着こなし術

仕事などでシングルスーツを着慣れてくると、ダブルスーツに興味が湧くこともあるでしょう。より大人の色気を引き出せるダブルスーツのおしゃれな着こなし方や、着用シーン別に知っておきたいマナーなどを紹介します。

ダブルスーツの基本的な知識

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スーツの種類は、『シングルスーツ』と『ダブルスーツ』の2種類に大きく分けられます。このうち、ダブルスーツの基礎知識について理解しておきましょう。

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ボタンが2列に配置されたスーツ

ダブルスーツとは、ジャケットの前ボタンが縦2列に並んでいるスーツです。

フロントの重ね合わせ部分が広いため、重厚感があります。品格やたくましさを醸し出し、よりフォーマルな印象を与えることも特徴といえるでしょう。

ボタンの総数は4個または6個が主流です。並列に配置されているタイプや、V字型に配置されているタイプなどがあります。

ダブルスーツに対し、前ボタンが縦1列に並んでいるのがシングルスーツです。

「格式高いダブルスーツを簡素化したものがシングルスーツ」と思われがちですが、両者の違いはボタンの配列だけであり、品格の差はありません。

種類とマナー

ダブルスーツの主な種類は、ボタンの配置と個数により3種類に分けられます。

ボタン4個の一つ掛けタイプは、下のボタンだけを留める仕様です。上の2個が離れたV字型で、シャープな印象を与えます。

ボタン6個の二つ掛けタイプは、下4個を留めて上の2個が離れたV字型です。ボタンの配置がY字型のタイプを、『スプレッドアウト』と総称します。

ボタン4個の二つ掛けタイプは、全てのボタンを留めるタイプです。ボタンが並列に配置されたタイプは、『オールインライン』と呼ばれます。

ダブルスーツは、ボタンを外して着用すると、横に広がりやすくだらしない印象を与えてしまいます。座っているときも含めて、常にボタンを留めておくのがマナーです。

ダブルスーツの歴史

ダブルスーツは、軍上層部の司令官が着用する軍服として、19世紀の中頃に英国で作られたのが起源とされています。

外で着用する際、左右のどちらから風が吹いても大丈夫なように、フロントの合わせ部分を広めにとり風向きに合わせて左前・右前を変えられる仕様に作られていました。

時代が進むにつれて仕様が簡略化され、20世紀の初め頃には現在の一般的なスーツの形に落ち着きます。男性用の上着として上流階級の人々に着用されるようになり、庶民にとってはあこがれの服装でした。

着こなし方のコツ

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ダブルスーツをおしゃれに着こなすために、意識しておきたいポイントを紹介します。以下に挙げる二つのコツを実践するだけでも、周囲に与える印象をガラッと変えられるでしょう。

体形にフィットしたものを選ぶ

ダブルスーツは、ゆとりのあるシルエットのものではなく、体形にフィットしたものを選ぶのが基本です。

かつては、絞りがほとんどなく重厚感の強いタイプのダブルスーツが好まれていました。しかし、このタイプは、全体的に締まりのない印象を与えてしまいがちです。

現在は、ウエストが絞られたファッショナブルなシルエットが、おしゃれな人たちに選ばれています。

体格の良い人やお腹回りが気になる人は、ゆったりとしたシルエットのスーツを安易に選ばないよう注意しましょう。

ネクタイ選びに気を付けよう

ダブルスーツはフロントの合わせ部分が広いため、シングルスーツに比べ胸元のVゾーンが狭くなり、シックな印象を与えやすいことが特徴です。

しかし、主張の強いネクタイを着用すると、Vゾーンでネクタイが目立ちすぎることから、ダブルスーツが醸し出すシックなイメージが崩れてしまいます。

ネクタイを選ぶ際は、大柄のデザインは極力避け、シンプルなものを選択するのがおすすめです。

また、ネクタイの色味をスーツまたはシャツの色味に合わせることで、全体に統一感が生まれることも覚えておきましょう。

シーン別のマナー

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ダブルスーツは、着用マナーを守らないと、相手や周囲に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。シーン別に意識したい主なマナーをチェックしましょう。

ビジネスシーンでは注意が必要

日本ではダブルスーツはバブル期に流行しました。派手できらびやかなイメージを持たれやすいため、ビジネスシーンで着用する際は気を付けましょう。

ビジネスシーンでの着用を視野に入れて選ぶ場合は、派手に見える柄物ではなく、落ち着いた印象を与えられる無地がおすすめです。

結婚式や葬式でも着られる

ダブルスーツは、冠婚葬祭時に着用しても、基本的にマナー違反にはなりません。いくつかおさえておきたいポイントがあります。

派手すぎずツヤっぽさがあり、光の角度によってデザインの見え方が変わるシャドー系などが、結婚式に着用するダブルスーツとしておすすめです。

葬式で着る場合は、礼服として着ることになります。ツヤ感のある生地は避け、一般的な黒のスーツよりさらに濃い『漆黒』を選ぶようにしましょう。

カジュアルなシーンでは特におすすめ

華やかなイメージも強いダブルスーツは、パーティーやデートのようなカジュアルシーンでこそ本領を発揮するといえます。

スタイリッシュかつスマートに着こなせるデザインのダブルスーツも増えてきているため、カジュアルな場面で積極的に着用してみましょう。

より華やかさを演出するなら、チェック柄などの柄物がおすすめです。このとき、ネクタイやシャツは色味を合わせて着用しましょう。全体の統一感を意識すれば、華やかさの中に紳士的でスマートな雰囲気を醸し出せます。

さらにおしゃれに着こなすためのポイント

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カジュアルシーンに向くダブルスーツは、細部にこだわることでよりおしゃれな着こなしを実現できます。以下に挙げるポイントをチェックし、ワンランク上のスタイルを目指してみましょう。

ラぺルとベントに注目

より華やかな印象を与えたい場合は、ジャケットの『ラペル』と『ベント』にもこだわりましょう。

『ラペル』とは、ジャケットの下襟のことです。下襟の先端が上を向いた『ピークドラペル』のダブルジャケットを選べば、華やかさが増し、ドレッシーな印象を与えます。

結婚式やパーティーで着用する際は、ピークドラペルのダブルスーツを選ぶと良いでしょう。

背中の裾に入ったスリットを指す『ベント』は、後ろ身頃の両側に切れ目が入った『サイドベンツ』がおすすめです。

パンツはワンタック

ダブルスーツをおしゃれに着こなすためには、パンツの選び方も重要なポイントです。

パンツの種類は、『ノータック』『ワンタック』『ツータック』といったタック数で分けられています。

ダブルスーツには『ワンタック』か『ツータック』がおすすめです。腰回りにほどよいゆとりが生まれるため、ノータックに比べクラシカルな印象を強調できます。

小物で華やかにしよう

ポケットチーフやネクタイなどの小物にこだわり、スーツ姿に彩りを加えることで、よりドレッシーでフォーマルな印象を強調できます。

胸元のポケットに差すだけでおしゃれを演出できる『ポケットチーフ』は、結婚式やパーティーなどで積極的に取り入れたいおすすめのアイテムです。

アクセントにしたい場合は、ネクタイとは対称的な色を選びましょう。逆に、ネクタイと同系色のものを選べば、初心者でもさりげないおしゃれ感を出せます。

普段のネクタイに飽きたり、周囲との違いを出したりしたいい場合は、『蝶ネクタイ』もおすすめです。スーツと色味をそろえれば、統一感を保ちながらおしゃれを演出できます。

ダブルスーツの選び方

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身長・体形・利用シーンに合わせたダブルスーツの選び方を紹介します。自分に合った1着を選ぶための参考にしましょう。

自分の身長から選ぶ

身長が高めの人は、基本的にどのような色や柄のダブルスーツでも似合います。したがって、デザインよりもフィット感を重視して選ぶのがポイントです。

ウエストの絞りを確認し、より自分の体形にフィットしたものを選ぶように意識しましょう。

身長が低めの人は、小柄な印象を強めないよう、相手の目線を上に向けさせる工夫が必要です。Vゾーンや胸ポケットの主張を強めれば、相手からの目線を上方向に持っていけます。

パンツの裾にも注意が必要です。一般的に、裾の長さは、靴の甲に当たって1回折れる程度が良いとされています。

しかし、身長が低めの人は、裾が長く見えることで背の低さをより強調してしまうため、裾が甲に当たらない程度の長さがおすすめです。

体形に合わせたチョイス

痩せ型の人は、明るめのグレーなど膨張効果が期待できる色を選ぶことで、小柄に見られがちな体形をカバーできます。

体を大きく見せられる、大きめの柄がデザインされたダブルスーツを選ぶのも良いでしょう。

お腹回りが気になる人には、ストライプ柄がおすすめです。縦のラインが強調されるため、ほっそりとした印象を強められます。

紺やダークグレーなど、引き締まって見せる効果のある色を選ぶのも効果的です。黒も効果を期待できますが、威圧感を強めることにもなるため、避けた方が無難です。

シーンに合わせて選ぶ

ビジネスシーンでダブルスーツを着用したい場合は、派手さを抑えられる『無地』がおすすめです。

サイズに関しては、タイトなシルエットになるよう意識し、全てのボタンを留めた状態でのフィット感も確認しましょう。

カジュアルシーンで着たい場合は、派手さを演出できる柄物が適しています。英国風のチェック柄を選べば、紳士的な雰囲気も醸し出せるでしょう。

結婚式には、光の角度によってデザインの見え方が変わる『シャドー系』がおすすめです。ツヤ感があるため、華やかでありながらフォーマルなシーンにもなじみます。

パーティー用で選ぶなら、『ストライプ柄』があしらわれた、スマートでスタイリッシュなスーツが良いでしょう。

ダブルスーツを着こなそう

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ボタンが2列に配置されたダブルスーツは、派手さや男らしさを演出できる特徴を持ったスーツです。

ビジネスシーンやフォーマルな場面でも着用できますが、カジュアルなシーンで着用してこそ魅力を最大限に発揮します。

フィット感や上下のバランス、小物による演出なども意識しながら、着用シーンに適したダブルスーツを選んでみましょう。

最適なダブルジャケットスーツを選ぶには、オーダーで仕立てるのが良いでしょう。
KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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