セレモニースーツの選び方はどうあるべき?コーデのポイントも解説します
大切なセレモニーに出席するためのセレモニースーツ。どんな服装が適しているのか、選び方に迷われていませんか? この記事ではセレモニーが一段と特別なものとなるようなスーツ選びのコツや、おしゃれなコーディネートのポイントについて詳しく解説します。 ご自分だけの素敵なセレモニースーツ選びのため、ぜひ最後までお読みください。
INDEX
【そもそも】セレモニースーツってどんなときに着用するの?
「セレモニースーツって、どんな場面で着用するもの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
具体的には、入園式や入学式、七五三といった大切な行事には、セレモニースーツで参加するのがベストです。
品格を保つためにも、セレモニースーツが頻繁に選ばれます。以下で、セレモニースーツの特定の用途についてより深く掘り下げてみましょう。
入園式・入学式
子供が新しい学びの場へと足を踏み入れる入園式や入学式では、セレモニースーツを着るというのが最適な選択です。
入園式や入学式といったお祝いの場は、子供のすこやかな成長や門出を実感するタイミング。子供たちにとっては、大人のマナーやスタイルに触れる機会にもなりますね。
七五三
七五三は、子供の成長を祝い、その瞬間を共有する重要なイベントです。
神聖な空間でのイベントにセレモニースーツを着用すれば、さらに特別な一日になるでしょう。
格式高い印象のセレモニースーツは、礼節を大切にする日本の伝統的な考えにも通ずるものがあります。
基本的に大切な行事ごとにはセレモニースーツがベター
基本的には「大切な行事ごとやセレモニーではセレモニースーツを着用する」と覚えていただくとよいでしょう。
一般的に、大切なイベントにはセレモニースーツを選ぶことが推奨されます。
場の主役、ならびにゲストは、場の雰囲気を尊重して敬意を表すためにも、セレモニースーツを選択することが大切なのです。
セレモニースーツの特徴は?
ふさわしいセレモニースーツを選ぶには、セレモニースーツの特性について理解を深める必要があります。
セレモニースーツは普段の服装とはまた違った特徴がありますし、一年のうちで着る機会も限られていますよね。まずは、以下の3つの項目を押さえましょう。
艶があり光沢のある生地が多い
色合いはダークカラーが基本
上下セットのスーツセットが定番
すでに知っているという方も、あらためて確認されることをおすすめします。
艶があり光沢のある生地が多い
セレモニースーツの多くは、艶や光沢感のある生地で作られています。
光沢のある生地は高級感を醸し出し、場の特別感を高めてくれること間違いありません。
上質な印象の生地は、祝福の気持ちを表すのにもぴったり。セレモニーの華やかな雰囲気にもよく似合います。
色合いはダークカラーが基本
セレモニースーツの色合いは、ダークカラーが主流です。ダークカラーは落ち着いた印象を与えてくれるため、フォーマルな場にも適しています。
より華やかな雰囲気を出したい場合は、パステルカラーのセレモニースーツを選ぶというのも選択肢に入ってくるでしょう。
上下セットのスーツセットが定番
セレモニースーツは、通常上下セットで販売されています。これはコーディネートに統一感を生み、フォーマルな印象を強調するためです。
上下のデザインがそろったスーツは、洗練された大人のスタイルを演出してくれるでしょう。
【行事別】セレモニースーツの選び方ガイド
セレモニースーツ選びでは、ビジネススーツなどと同様に、シーンに合ったものを選ばなければなりません。
具体的には、以下のような選び方をするのがおすすめです。
入園式や入学式は華やかな色合いで
七五三&お宮参りは落ち着いた雰囲気で
迷った時は控えめトーンがおすすめ
続いては、セレモニースーツの選び方ガイドと題して、行事ごとのセレモニースーツの選び方について詳しく説明します。
入園式や入学式は華やかな色合いで
入園式や入学式は、新しい生活の始まりを祝う明るい場です。 華やかな色合いのセレモニースーツを選ぶと、より場の雰囲気に合ったスタイルを作ることができるでしょう。 入園式や入学式では、新たな生活が始まることに緊張しているお子さんも多いはず。明るく華やかな色合いのスーツで、「頑張れ!」という応援の気持ちを表すのも良いですね。
七五三&お宮参りは落ち着いた雰囲気で
七五三やお宮参りは、日本でも歴史の長いお祝いの一つに数えられます。
そんな場には、落ち着いた雰囲気のセレモニースーツを選ぶのがおすすめと言えます。ダークカラーのスーツは、格式高く厳かな雰囲気を演出してくれるでしょう。
迷った時は控えめトーンがおすすめ
「売り場に足を運んでみたけれど、種類が多くて迷ってしまう」「複数のシーンで着られるスーツが欲しい」という方もいるのではないでしょうか。
セレモニースーツ選びに迷った時は、控えめなトーンのスーツを選ぶと良いでしょう。
控えめなトーンのスーツならシーンを選ばず、どんな場でも違和感なく着用できます。
セレモニースーツのコーデのポイント
セレモニースーツでも、洋服や小物などの組み合わせを意識したコーディネートを楽しみたいですよね。
とは言っても、セレモニースーツのコーディネートはシンプルな方が無難ですし、髪型や靴について押さえておきたい基本ルールも存在します。
それぞれのポイントを押さえ、場にふさわしい着こなしをしましょう。
コーデの基本はシンプルな方が無難
セレモニースーツのコーディネートには、シンプルさが求められます。
派手なプリント柄は避け、全体的に落ち着いた雰囲気でまとめ、小物についても同様にシンプルな色合いを選びましょう。
ゲストとして参加する場では、主役を引き立てることを最優先すべき。派手になりすぎたり、主役より目立ってしまうというのはセレモニーの場にふさわしくありません。
髪型はきちんとまとめる
身に着けるアイテムのみならず、髪型もまたコーディネートの一部。大切なセレモニーには、きちんとした髪型で臨むことが求められます。
セレモニースーツには、シニヨンやアップヘアなど、髪の毛をきちんとまとめる上品なスタイルがおすすめです。
ヘアアクセサリーをつける場合は、「控えめ」をキーワードに選べばコーデから浮くこともありません。メイクは自然な仕上がりを心がけて、派手すぎるアイシャドウや口紅は避けましょう。
靴はヒールの低いパンプスが定番
セレモニーに出席する際には、靴選びも重要なポイントです。
立ち座りや移動での動きやすさを考えると、ヒールの低いパンプスを着用するのが最適といえるでしょう。
また、靴の色合いはスーツに合わせ、全体のバランスを取ることが大切です。
セレモニースーツの選び方
次に、セレモニースーツの選び方について説明します。
選び方には「着回ししやすいこと」「生地がしっかりしていること」「自分らしさを出すこと」といった要素があります。
続いては、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
着回ししやすいこと
セレモニースーツを選ぶ際、一つの基準となるのが、着回しのしやすさです。
色合いや柄の選び方に気を配ることで、1着のスーツを様々なシーンで着まわすことも可能となります。
コーディネートの工夫次第で着こなしの範囲も広がるため、自分の持っているアイテムと合わせやすいものを選ぶと良いでしょう。
生地がしっかりしていること
生地の品質も、重要な選択基準の一つです。しわになりにくく通気性のある生地を選ぶと、長時間着ていても快適に過ごせますよ。
毎日のように着用するものではないため、やはり保管しやすいというのもまた重要なポイントと言えるでしょう。アイロンが不要で手入れが楽なものがおすすめです。
自分らしさを出すこと
最後に、自分らしさを出すことも忘れてはいけません。
お気に入りのアクセサリーを合わせるなど、個性を活かしたコーディネートを心がけると、より自分らしいスタイルを演出できます。
ただし、気合を入れ過ぎて派手にならないよう要注意です。セレモニーの場にふさわしい範囲での個性の出し方を心掛けましょう。
セレモニースーツのNG例と注意点
セレモニースーツを選ぶにあたって、避けるべき色や柄があることをご存じでしょうか。
具体的に申し上げますと、派手すぎる色や柄、ラフでカジュアルな印象になる素材が使われているものはセレモニースーツにふさわしくありません。また、露出が多すぎるスタイルも場の雰囲気に合わないため避けるべきです。
そこで続いては、セレモニースーツのNG例と注意点について詳しくご紹介します。
NGなこと | 理由 |
---|---|
派手すぎる色や柄 | 鮮やかすぎる色や大胆な柄は、場の雰囲気を壊してしまう可能性があるから |
露出が多すぎる | セレモニースーツでは、上品さを保つことが大切だから |
セレモニースーツに適さない生地 | セレモニースーツには「きちんと感」の生地が適しているから |
派手すぎる色や柄はNG
セレモニースーツは基本的には落ち着いた色合いが主流です。鮮やかすぎる色や大胆な柄は、場の雰囲気を壊してしまう可能性があるため避けましょう。
目立ちたいという気持ちは理解できますが、周囲の人を不快にすることもあるかもしれません。また、華やかすぎる服装では場の雰囲気に合わない可能性があります。
そのため、セレモニースーツ選びの際は、周囲と調和するような色合いと柄を選ぶことが大切です。
露出が多すぎるスタイルは避ける
セレモニースーツでは、上品さを保つためにも露出が多すぎるスタイルは避けましょう。
例えば胸元が大きく開いている服や短すぎるスカート丈は、セレモニースーツの着こなしとしては不適切と言えます。
先にご説明した通り、特にご自分が主役ではない場では、控え目を心がけると無難です。
セレモニースーツに適さない生地
セレモニースーツに適した生地は、「きちんと感」のあるものです。カジュアルすぎたり、華やかすぎる印象になるものは不向きと言えるでしょう。
一般的にラフな雰囲気を与える素材、例えばデニムやリネン、ラメ系、ジャージー系といったものは避けるべきです。
セレモニースーツのQ&A
セレモニースーツの選び方については、「入学式・卒業式で同じセレモニースーツを使えるの?」「セレモニースーツとしてパンツスーツを着ても良い?」「子どもが複数いる場合、スーツを着まわしてもOK?」などの疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこで続いては、気になる質問について解説していきます。
入学式・卒業式で同じセレモニースーツを使えますか?
結論、両方の式で同じスーツを着まわすことも可能です。
なお、一般的には入学式には明るめカラーのスーツ、卒業式にはダーク系のスーツを合わせるという方が多くなっています。コサージュやアクセサリーなどでコーディネートのイメージを変え、場の雰囲気に合わせるといった工夫が必要でしょう。
セレモニースーツにパンツスーツは可能?
パンツスーツをセレモニースーツとして選ぶことも可能です。
昔は敬遠されがちだったパンツスーツですが、スタイリッシュな着こなしが叶う点もあって受け入れられるようになりました。
最近では、パンツスタイルのセレモニースーツも登場していますよ。
お子様が複数の場合は?
お子様が複数いるからといって、式典のたびにスーツを新調する必要はありません。
同じセレモニースーツを選んでも問題ないと言えます。コーディネートのイメージを変えたい、場の雰囲気に合わせて着こなしたい時には、身に着けるアイテム選びにもこだわってみましょう。
まとめ
セレモニースーツの選び方とコーディネートのポイントについて詳しく解説しました。
セレモニースーツは、入園式や入学式、七五三などの大切な行事で着用するためのものです。光沢のある生地で作られたスーツは、場の雰囲気にマッチするとともに格式高い印象を与えてくれるでしょう。
基本を押さえつつ、ご自分に合ったスーツ選びを楽しんでください。
カシヤマでは、セレモニーの装いにも合うオーダースーツをお作りいただけます。ご自分だけのスーツで、大切な式典に臨んでみてはいかがでしょうか。