
ネクタイのブランドはどう選ぶ?カッコいい活用方法もご紹介
ネクタイは、スーツスタイルを一段と格上げするために欠かせないアイテムです。特にブランドもののネクタイは、洗練されたデザインと高いクオリティが魅力。ビジネスシーンにおけるステータスとも言うべき存在でしょう。
しかし、毎日のネクタイ選びは決して簡単ではありません。デザインや色、着用シーン、さらには結び方まで、考慮すべきポイントは多岐にわたります。
この記事では、ブランドネクタイの魅力を最大限に引き出すための選び方や活用方法をご紹介します。
INDEX
ブランドネクタイの魅力

ネクタイは、ビジネスマンのステータスを象徴するアイテムです。
以下では、ブランドネクタイの魅力についてご紹介します。
身につける人のステータスを象徴する
ブランドネクタイの魅力のひとつは、洗練されたデザインにあると言えるでしょう。
成功したビジネスマンの多くは、自らの印象を左右するアイテムとしてネクタイを活用しています。
特に品質が高く、スーツ姿を上品にまとめてくれるブランドネクタイを選ぶ方が多いようです。
ワンランク上のVゾーンを演出する
Vゾーンとは、ネクタイ・シャツ・ジャケットを組み合わせると胸元にできる、三角のゾーンを指す言葉です。
Vゾーンはスーツスタイルの印象を左右する部分。Vゾーンの中心に位置するネクタイは、非常に重要な役割を果たします。
ネクタイの色柄がスーツ全体のバランスを決めると言っても過言ではありません。
スーツに合わせたブランドネクタイを選び、ワンランク上のVゾーンを演出しましょう。
【基本】ブランドネクタイを選ぶポイント

ブランドネクタイの魅力を最大限に引き出し、よりスーツファッションを楽しむためには、以下の点に注意して選ぶことが重要です。
・シンプルなデザイン
・年代に合ったブランド
・ブランドのロゴネームが隠れているもの
シンプルなデザインを選ぶ
ビジネススーツとの相性の良さを重視するなら、色を生かした無地のネクタイがおすすめです。
このとき、鮮やかすぎる色はコーデと馴染みにくいため避けましょう。
大ぶりな柄は避け、レジメンタルストライプや小紋柄などを選ぶのが無難です。
年代に合ったブランドを選ぶ
年代によって、仕事上のポジションや雰囲気も変わってきます。
好みもあるかと思われますが、年代に合ったブランドを選ぶとよいでしょう。
KASHIYAMAでは、Fermo Fossati(フェルモフォサッティ)やDELFINOなどのネクタイも各種取り扱っています。
ブランドのロゴネームが隠れているものがベター
上質なおしゃれには、さりげなさがポイントです。
ブランドのロゴが外に出ていると、自己主張が強い印象を与える可能性があります。
かえってダサく見られてしまうこともあるため、できるだけブランドのロゴネームが隠れているネクタイを選びましょう。
【色と柄別】ブランドネクタイの選び方

色や柄によって、ネクタイが与える印象は大きく変わります。
日々のコーディネートに変化を求めているなら、ネクタイの選び方を見直してみてはいかがでしょうか。
続いては、色と柄別でのブランドネクタイの選び方をご紹介します。
ネクタイの色(カラー)で選ぶ
まずは、スーツの色に合わせてネクタイの色を選びましょう。
それぞれの色の印象を理解するとより効果的にネクタイを活用できます。色のトーンや全体の配色、素材によっても印象が大きく変わるため、選ぶ楽しみも増しますね。
ネクタイの色 | 与える印象 |
---|---|
赤 | ・情熱 ・活力 |
オレンジ | ・暖かさ ・明るさ |
ピンク |
・やわらかさ ・優しさ |
紫 | ・高貴 ・豪華 |
青 | ・爽やか ・落ち着いている |
緑 | ・自然 ・穏やか |
黒 | ・フォーマル ※黒一色は喪服で使われる |
白 | ・フォーマル ※白は結婚式や披露宴での着用が多い |
グレー | ・フォーマル |
金・銀 | ・ゴージャス ・華やか |
情熱や活力を表す赤、暖かさや明るさを表すオレンジ、やわらかく優しい印象のピンクは、コーデに明るい印象をプラスします。トーンを抑えたり柄を選ぶことで、ビジネスシーンでも使いやすくなるでしょう。
紫は高貴で豪華な印象に、青は爽やかで淡い水色から落ち着いた印象の紺色まで、幅広いシーンで使いやすい色です。
緑は自然をイメージさせ、穏やかさを感じさせる落ち着いた色です。
黒やグレー、白はフォーマルな場で使われることが多くなっています。白のネクタイは結婚式や披露宴で、黒一色のネクタイは喪服で使われるものですので、普段は着用を避けましょう。
金色や銀色はゴージャスで華やかな印象になるため、ポイント使いがおすすめです。
ネクタイの柄で選ぶ
ネクタイを選ぶ際は、柄にも着目しましょう。
ネクタイの柄 | 印象 |
---|---|
無地 | シンプル |
レジメンタルストライプ 小紋柄 |
定番、クラシック |
ドット柄 | カジュアル〜フォーマルと幅広い |
チェック柄 | 季節を感じる |
ヘリンボーン | 落ち着いた印象 |
ペイズリー柄 | 重厚でエレガント |
無地のネクタイはコーディネートをシンプルにまとめたいときにおすすめです。
柄物のネクタイであっても、定番と言うべきレジメンタルストライプや小紋柄ならクラシックにまとまります。ビジネスの場でも、自己主張しすぎることはありません。
また、ドット柄はカジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使用できます。
種類によって印象が異なるチェック柄は、コーデに季節感をプラス。秋冬の着こなしにもおすすめです。ヘリンボーンは織り方によって生まれる魚の骨のような模様が特徴で、落ち着いた印象を与え、重厚・エレガントなイメージには、草花をモチーフにしたペイズリー柄も素敵です。
【着用シーン別】ブランドネクタイの選び方
ネクタイは、ビジネスからプライベートのシャツスタイルまで活躍します。素材や色柄など、着用シーンに合わせて選ぶとより上級な着こなしになるでしょう。
以下では、主なシーン別のネクタイの選び方を解説していきます。
ビジネスシーン
会議や大事なプレゼンテーションなど、ビジネスシーンでは礼儀を踏まえた定番スタイルが好まれます。
そのため、シンプルで無難な色や柄のネクタイを選びましょう。例えば紺の無地など控え目なものが無難です。
商談や契約
商談や契約などの重要なシーンでは、誠実かつ生活感ある印象を演出することが重要です。
派手な色や柄のものは避け、落ち着いた色のネクタイを選びましょう。
デート
デートなどのプライベートなシーンでは、「遊び心」を入れてみてはいかがでしょうか。
大切な時間だからこそ、ビジネスでは着用しづらい色も取り入れてみましょう。
素材にこだわったり大ぶりな柄を選ぶと、コーディネートのアクセントになります。
結婚式などのフォーマルな場
結婚式などのフォーマルな場では、華美になりすぎないような気配りが重要です。
ビジネスと同じネクタイを使うのではなく「ハレの日」にふさわしいネクタイを選ぶことをおすすめします。
また、冠婚葬祭用のネクタイを用意しておくと便利です。
ブランドネクタイをカッコよく活用するポイント

ネクタイは、スーツスタイルを一段と引き立てるアイテムです。特にブランドネクタイは存在感があり、着こなしにもいっそう深みが加わります。
しかし、ただブランド物を身につけるだけでは十分な効果は得られません。
続いては、ブランドネクタイをカッコよく活用するためのポイントをご紹介します。
ネクタイの巻き方(結び方)を2つ以上覚えよう
その日の気分やシーンでネクタイの結び方を変えると、コーディネートにバリエーションを持たせることができます。
基本の「プレーンノット」はもちろん、「ダブルノット」「ウインザーノット」「セミウィンザーノット」「スモールノット」など、様々な結び方が存在します。
結び方によってネクタイの見た目や印象が変わるので、覚えておいて損はありません。
プレーンノット
セミウィンザーノット
ウィンザーノット
ディンプルを意識する
ビジネスマンにとって、身だしなみの一つとも言える「ディンプル」。
ネクタイの結び目にディンプル(くぼみ)をつけると、ネクタイのおしゃれさがぐっと引き出て、より洗練された印象に。
ディンプルを作るためのコツは、小剣を谷折りにしたまま大剣を巻き、折り目をキープしながらノットに大剣を通すことです。
スーツとのバランスを考慮する
ブランドネクタイはデザイン性が際立ちますが、スーツと合わなければ魅力は半減してしまいます。
特定のスーツに合わせる場合、スーツの色を拾うネクタイを選ぶことがポイントです。例えば、ネイビーのスーツにはネイビー系のネクタイを選ぶと、全体のバランスが整います。
ネクタイを選ぶときは、ご自身の好みやスタイルに合うかだけでなく、スーツとのバランスを確認しましょう。
まとめ
ブランドネクタイの選び方や活用方法について詳しく解説しました。様々な色や柄のブランドネクタイは、ご自身のステータスを表すだけでなく、コーディネートのアクセントにもなるアイテムです。
締め方一つとっても「ダブルノット」「ウインザーノット」「セミウィンザーノット」「スモールノット」など様々。
色柄やディンプルの形、ネクタイの締め方、スーツとのバランスを全体的に考慮するとより洗練された印象に仕上がります。
ビジネスやデート、結婚式などのシーンごとにネクタイを使い分けて、スーツスタイルを引き立てましょう。
KASHIYAMAでは、スマートな着こなしが叶うオーダースーツをご用意しています。スーツの形や生地までこだわった、お気に入りの一着をぜひお求めください。