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スーツの裏地はなんのためにある?メリットや生地の違いを解説
2023.04.08 SAT

スーツの裏地はなんのためにある?メリットや生地の違いを解説

「スーツの裏地は暑苦しく、邪魔だ」と感じる人もいるかもしれません。しかし、スーツを着る上で大切な役割を担っています。裏地が持つ重要な機能と、おしゃれを楽しむポイントを紹介します。より深い視点でスーツ選びを楽しめるようになるでしょう。

スーツの裏地の種類

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スーツの裏地には大きく分けて3種類ありますが、どれもメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を紹介します。

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オールシーズン使える『総裏』

基本的にスーツの裏地は『総裏』です。スーツの内側全体に裏地が付いており、生地を汚れから守ったり、腕を通しやすくしたりといった役割を果たします。

保温性が高いため、春や秋などの少し肌寒い日はもちろん、冬でも温かく過ごせます。また、全体に裏地が付いているため、薄めのスーツでも中が透けて見えることはありません。

後ろ姿が損なわれることなく、スーツのかっちりとしたフォームを支えるのも裏地の役割の一つです。

夏場に使える『背抜き』と『半裏』

『背抜き』とは、背中から裾にかけて裏地が付いていないものです。『総裏』に比べ、背中の裏地が半分しか付いていません。そのため、通気性が良く夏に利用されることの多いスーツです。

さらに通気性が良く、涼しく着用できるものが『半裏』です。『背抜き』よりもさらに裏地が少なく、スーツ自体も軽くなります。

『背抜き』も『半裏』も生地が薄いスーツであれば、シャツが透けて見えるおそれがあります。そのため、披露宴などフォーマルな場で着るようなスーツであれば、後ろ姿にも注意する必要があります。

裏地のメリット

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裏地がないと、スーツはどうなってしまうのでしょうか。裏地があることで得られるメリットを紹介します。

スーツが着やすくなる

裏地のメリットの一つとして、『スーツを着用しやすくなる』という点が挙げられます。

ジャケットは、着たり脱いだりすることが多いため、裏地を付けることによって滑りを良くし、袖や背中の引っかかりを軽減させてスムーズな着脱をかなえているのです。

キュプラやレーヨンなどの摩擦が起きにくい素材で作られ、静電気が起きにくい特徴もあります。

表生地の保護や不快感の軽減

裏地の大切な役割は、『内側からの汚れや傷みから表生地を守ること』です。

スーツを着用しているときに、身体とスーツの摩擦から表地の傷みを軽減します。

また、裏地は吸湿性と放湿性に優れた素材でできているので、表生地への蒸れを軽減して、繊維への負担を少なくします。

着用時の滑りを良くし、不快感を和らげる効果もあるため、着心地にも大きな影響を与えているのです。

デザインの面でも重要

裏地は機能面だけでなく、『デザイン面でも重要な役割』を担っています。裏地がないスーツは、シルエットが崩れてしまう上に、背中もペラペラになり安っぽく見えてしまうでしょう。

また、肩パッドなどの内付属を隠す役割も担っています。これがなければ、体に直接付属が当たってしまうだけでなく、見た目の美しさも大きく損ねてしまいます。

このように、裏地がしっかりと付いたスーツは、見た目もよく、着心地も良くなります。

ほかにも、裏地にアクセントカラーや柄を取り入れれば、スーツの中がちらりと見えたときにおしゃれな印象を与えるでしょう。

裏地の素材の種類

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裏地にはさまざまな素材が用いられていますが、種類ごとのメリットやデメリットを紹介します。

それぞれがどのようなシーンに適しているか、スーツ選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

ポリエステルなどの『合成繊維』

科学繊維の中でも最も多く使われるのが、ポリエステルなどの『合成繊維』です。耐久性に優れ、メンテナンスしやすい特徴があります。

安価であるため、一般的なスーツによく使用されています。ただし、ほかの素材に比べ吸湿性が低く、通気性も良くありません。汗を吸収しにくい性質上、着心地にはあまり期待できません。

静電気も起きやすく、冬場の着用は注意が必要です。

シルクなどの『天然繊維』

シルクなどの『天然繊維』は、繊維の中でも高級素材であり、コートやスーツの裏地によく使用されています。

吸湿性が高く、静電気も起きにくい素材です。汗を吸い取るため、夏場にも向いているでしょう。

なめらかで肌触りが良く、快適な着心地が得られる一方、耐久性が低くデリケートであるため、お手入れには注意を払わなければなりません。

見た目の光沢感や肌触りから、洋服に高級感を出したい場合などに利用されます。

キュプラなどの『再生繊維』

『再生繊維』は、『天然繊維』を加工したものであり、レーヨンやキュプラなどがそれにあたります。軽くて薄く、扱いやすい素材です。

レーヨンは、なめらかで吸湿性が高く、静電気も起きにくいというように、『天然繊維』のメリットを備えています。さらに、耐久性も高いという『合成繊維』の特徴も持った万能素材です。

裏地の選び方

裏地は好みに合わせて選択します。その場合、色に合わせて選択しても良いですし、柄や機能で選んでも良いでしょう。それぞれの選び方について説明します。

スーツのカラーに合わせる

ビジネスシーンでよく利用されるネイビー系のスーツは、幅広い色柄が楽しめます。スーツが無地である場合は、ブラウンやグレーなどの落ち着いた色の裏地がおすすめです。

チェック柄のスーツには、シンプルな無地も似合いますが、柄物の裏地を取り入れることで、カジュアル感をより強く表現できます。

グレーのスーツに同色系の裏地を入れると、落ち着いた雰囲気で統一できるでしょう。大人な印象を与えるブラウンのスーツには、濃いめのグリーンやキャメルなど、ダーク系の色が似合います。

ブラックスーツに赤の裏地を選択すれば、情熱的な印象に仕上がります。

好みの柄や色から選ぶ

スーツに合わせて裏地を選ぶ方法もありますが、気に入った裏地から入ってもよいでしょう。その際は、好みの柄から色を選択していきます。

裏地にはさまざまな柄がありますが、高級感を演出したい場合は『ペイズリー』柄がおすすめです。柄が大きいため、デザインの薄いものを選択し、さりげなく見せると良いでしょう。

カジュアル度の強い『チェック柄』もあります。落ち着いた雰囲気のスーツに合わせれば、見た目とのギャップが楽しめます。

季節に合わせて選ぶ

デザインから入るのではなく、季節に合わせて機能面を重視することも、選択方法の一つです。夏は通気性の悪い『総裏』を避け、『背抜き』や『半裏』にします。

裏地のデザインを楽しみたいのであれば、『総裏』は冬用のスーツにしましょう。夏はひんやりした肌触りと高い吸湿性を持つ、キュプラやレーヨンがおすすめです。

裏地にも厚さがあるため、夏は薄い平織を、冬は厚手の綾織にすることもポイントです。生地の厚さは触った感触で分かります。スーツを選ぶ際は、裏地を触って確認すると良いでしょう。

裏地にこだわって快適なスーツ生活を

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裏地には、スーツを長持ちさせる・型崩れを防ぐなどのメリットがあります。吸湿性に優れているため、蒸れない快適な着心地にも貢献しています。

機能だけでなく、柄物を取り入れたり、アクセントカラーを入れたりして、おしゃれな印象を与える役割も備えています。

素材は複数の種類があります。その中から、よく使うシーンや自分の好みに合わせて選択すると良いでしょう。裏地にこだわると、今までとは違った視点でスーツを楽しめるのではないでしょうか。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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