【初心者必見】スタンドカラーシャツの選び方から着こなしまで徹底解説!定番コーデとトレンドスタイル
2025.09.26 FRI

【初心者必見】スタンドカラーシャツの選び方から着こなしまで徹底解説!定番コーデとトレンドスタイル

首元にすっきりとしたラインを作り出すスタンドカラーシャツは、従来のレギュラーカラーとは一味違った魅力を持つアイテムです。近年のファッショントレンドでは、シンプルながらも存在感のあるデザインとして注目を集めています。

何となく堅苦しそうに見えるかもしれませんが、実は選び方と着こなし方次第で印象をがらりと変えることができるのです。今回は、スタンドカラーシャツの基本的な特徴から、実際の着回し方法まで、初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきます。

スタンドカラーシャツってどんなシャツ?

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まずは、スタンドカラーシャツの基本的な構造と魅力について詳しく見ていきましょう。歴史的な背景や、現代のファッションシーンでの位置づけも合わせて理解することで、より効果的な着こなしができるようになるでしょう。

襟の形状と特徴

スタンドカラーの最大の特徴は、その名の通り立ち上がった襟の形状にあります。一般的に2センチから5センチ程度の高さに設計されており、首元を包み込むようにして立ち上がることで、すっきりとした縦のラインを演出してくれるのです。

襟先には丸みを帯びたデザインが多く採用されており、鋭角的な印象を和らげて顔まわりに柔らかさをもたらしてくれます。角ばった襟先と比べて、親しみやすく上品な印象を与えることができるでしょう。

名前と起源

スタンドカラーという呼び名は、英語で立ち襟を表現した言葉が由来です。古くからヨーロッパの貴族階級で愛用されており、実用性とファッション性を兼ね備えた襟の形として親しまれてきました。

首元を包み込む形状が特徴で、寒さ対策にも効果的です。そのため軍服やフォーマルウェアにも広く採用されました。現在でも多くの人に愛され続けている、定番のデザインです。

他の襟型との違い

レギュラーカラーシャツと比較すると、その違いは一目瞭然です。レギュラーカラーは襟先が左右に開いた形状で、ネクタイを合わせることを前提としたデザインになっています。一方、スタンドカラーは襟が立ち上がった形状で首元を包み込み、よりミニマルな印象を作り出すのです。

襟型 特徴 適用シーン
スタンドカラー 立ち襟で首元すっきり ビジネス・カジュアル両対応
レギュラーカラー 襟先が開く定番形状 フォーマル・ビジネス中心
バンドカラー 高さ控えめでシンプル カジュアル・リラックス

バンドカラーとの比較では、高さの違いが重要なポイントとなります。バンドカラーは比較的低めでシンプルなデザインが多いのに対し、スタンドカラーはやや高さがあって存在感のあるデザインも見られます。

ウィングカラーと比べてみると、フォーマル度の違いが明確です。ウィングカラーは礼装用として格式高い場面で使用されることが多いですが、スタンドカラーは控えめなフォーマル感でデイリー使いしやすい特徴があります。

スタンドカラーシャツの選び方

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効果的なスタンドカラーシャツ選びには、素材・サイズ感・デザインの3つの要素をバランス良く考慮することが重要です。それぞれの特性を理解すれば、長く愛用できる一枚に出会えるでしょう。

素材で選ぶポイント

ビジネスシーンでの着用を重視する場合は、高密度コットンを選ぶことをおすすめします。密に織られた綿素材は、シワになりにくく形状をキープしやすいため、一日中清潔感のある印象を保つことができるのです。

カジュアルな場面での着用を想定している場合は、リネン混の素材が効果的でしょう。麻を配合した生地は通気性に優れており、特に夏場の暑い時期でも快適な着心地を実現してくれます。

アクティブに動き回る日が多い方には、ストレッチ素材を含んだシャツがおすすめです。伸縮性のある生地は身体の動きに合わせてフィットし、窮屈感を感じることなく一日中快適に過ごすことができます。

サイズ感とシルエット

ジャストサイズを選ぶことで、スタンドカラー本来の首元を引き締める効果を最大限に活用できます。首まわりが適度に詰まって見え、タイトフィットによるスマートな印象を演出することが可能です。特にビジネスシーンでは、きちんとした印象を与えるためにも適正なサイズ選びが重要になります。

少しゆとりのあるサイズを選ぶと、リラックス感のあるシルエットが生まれ、現在のトレンドにも合致した印象になります。オーバーサイズとまではいかない程度のゆったり感は、カジュアルコーディネートにおいて非常に効果的でしょう。

カラーと柄の合わせ方

初心者の方には、まず白色のスタンドカラーシャツから始めることをおすすめします。白という色が持つ清潔感と上品さは、どのようなアウターやボトムスとも相性が良く、コーディネートに迷うことが少ないでしょう。

春夏のシーズンには、淡いブルーやピンクといった爽やかなカラーが映えます。柔らかく優しい印象を与え、暖かい季節のコーディネートに軽やかさをもたらしてくれるのです。

ストライプ柄のスタンドカラーシャツは、縦のラインが強調されることでスタイルアップ効果を期待できます。細かめのストライプであれば上品な印象を保ちながら、体型をより良く見せることができるでしょう。柄物を選ぶ際は、主張しすぎない程度のデザインを心がけることが大切です。

スタンドカラーシャツの定番コーデとトレンドスタイル

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ビジネスからカジュアルまで、幅広い場面でスタンドカラーシャツの魅力を引き出すテクニックをご紹介していきましょう。最新のトレンドも取り入れながら、自分らしいスタイリングを見つけていくことが重要です。

ビジネスシーンの定番合わせ

ネイビージャケットのインナーとして白いスタンドカラーシャツを合わせることで、清潔感のある定番スタイルが完成します。ネイビーと白の組み合わせは時代を問わず愛され続けている王道パターンであり、信頼感のある印象を相手に与えることができるでしょう。

グレースーツと組み合わせる場合は、淡いブルーのスタンドカラーシャツを選ぶと効果的です。グレーという色が持つ落ち着いた印象に、ブルーの爽やかさが加わることで、堅苦しくなりすぎない程よいバランスを保つことができます。

カジュアルコーデのコツ

デニムジャケットと合わせることで、程よい抜け感のあるコーディネートが生まれます。カジュアルなデニム素材と、きちんと感のあるスタンドカラーシャツの対比が、こなれた印象を作り出してくれるでしょう。

  • チノパンとの組み合わせ
  • ローファーでの足元仕上げ
  • アクセサリーの控えめな使用

チノパンと合わせた大人カジュアルスタイルでは、足元にローファーを選ぶことで上品さをプラスできます。この組み合わせは、きれいめカジュアルの代表的なパターンとして多くの場面で活用できるでしょう。

今季注目のアレンジ

オーバーサイズコートの下からスタンドカラーの襟をのぞかせるレイヤードスタイルは、今季特に注目されているテクニックです。コートの重厚感と、スタンドカラーのシャープなラインが絶妙なバランスを生み出し、奥行きのあるスタイリングを楽しむことができます。

ニットベストを重ねて着ることで、襟元に立体感を出しながらこなれ感を演出する方法も人気を集めています。異素材の組み合わせが生み出す質感の違いは、単調になりがちなコーディネートにアクセントを加えてくれるでしょう。

モノトーンでまとめた上下の中で、スタンドカラーシャツだけに差し色を効かせるテクニックも効果的です。全体をシックにまとめながら、襟元だけにポイントカラーを持ってくることで、洗練された中にも遊び心のあるスタイリングが完成します。

まとめ

スタンドカラーシャツは、独特な立ち襟デザインによって首元にすっきりとしたラインを作り出し、従来のシャツとは一味違った魅力を発揮するアイテムです。素材選びから始まり、サイズ感やカラーリングの工夫、そして実際のコーディネート術まで、幅広い知識を身につけることで、より効果的な着こなしが可能になります。

ビジネスシーンでの清潔感ある印象作りから、カジュアルな場面でのこなれた雰囲気まで、一枚のシャツでさまざまな表情を楽しめるのがスタンドカラーシャツの大きな魅力といえるでしょう。今季注目のレイヤードスタイルやアクセント使いなど、トレンドを意識した着こなしにも挑戦してみてください。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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