寒い日の通勤どうする?冬のオフィスカジュアルはおしゃれと防寒を両立できる!
2025.09.26 FRI

寒い日の通勤どうする?冬のオフィスカジュアルはおしゃれと防寒を両立できる!

「寒くて通勤が辛い」「防寒重視だとダサく見える」と悩む働く女性は多いでしょう。冬の通勤は寒さ対策が最優先になりがちで、おしゃれは二の次になってしまいます。でも、きちんと選べば防寒性とスタイルの両方を叶えることができるのです。

本記事では、素材の選び方から丈感のバランス、レイヤード(重ね着)のテクニックまで、寒い冬でもおしゃれに見える着こなし術をご紹介します。首元・手先・足元といった冷えやすい部分の対策も含めて、詳しく解説していきます。

冬のオフィスカジュアルにおすすめのアウター

冬のオフィスカジュアルでは、アウター選びが重要なポイントです。防寒性とビジネス向けの見た目を両立させるために、素材・シルエット・機能性の3つの観点から最適なアウターを選んでいきましょう。

素材別の暖かさとデザイン

通勤に適したコート素材を選ぶことで、快適な冬の通勤が実現できます。それぞれの素材には特徴があるので、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。

素材 メリット デメリット おすすめシーン
ウール混 軽量・シワになりにくい・手入れ簡単 完全防水ではない 電車通勤・オフィスワーク
ダウン 最高の保温性・超軽量 かさばる・収納に困る 寒冷地・長時間の外出
ソフトシェル 防風防水・動きやすい・薄手 カジュアル感が強い アクティブ通勤・自転車通勤

ウール混コートは、ポリエステルやナイロンとの混紡により、ウール100%より軽くシワになりにくいのが特徴です。電車で座っても立ってもシワになりにくく、オフィスでも美しい状態を保てます。

ダウンジャケットは軽さと暖かさが最大の魅力です。最近はビジネス向けのすっきりしたデザインも増えていますが、オフィスではかさばるので収納場所の確保が必要です。

ソフトシェルは防風・撥水機能で急な天候変化にも対応できます。アウトドア由来ですが、ビジネス向けデザインも登場し、薄手で動きやすいのが特徴です。

丈感とシルエットの選び方

腰丈ジャケットは一般的に腰回りまでの長さで、太ももを覆うには不十分な場合があります。背中が冷えやすいので、インナーでの防寒対策が重要です。一方で、動きやすさと着回しやすさは抜群なので、しっかりとした下半身の防寒対策と組み合わせて活用しましょう。

ロングコートはヒップ下まで暖かさが届く反面、動きにくくなるので軽量な素材を選ぶことが大切です。階段の上り下りや自転車に乗る際も考慮して、動きを妨げない程度の丈感を選びましょう。ウール混の軽量素材なら、保温性を保ちながら動きやすさも確保できます。

テーラードジャケットはきちんと感を保ちながらウエストマークしやすくスタイル良く見せられます。ビジネスシーンに最適で、ベルトでウエストを絞ることで女性らしいシルエットも作れるため、オフィスカジュアルの定番アイテムです。

機能性ディテールのチェックポイント

キルティング裏地付きのコートは、見た目はシンプルでも内側で暖かさをキープ。外見はすっきりとしたビジネスコートなのに、裏地のおかげで高い保温性を確保できます。取り外し可能なライナー付きなら、季節の変わり目も快適に過ごせるでしょう。

フード付きコートは首元の防寒に効果的で、使わない時は折り畳んで収納可能です。突然の雨や雪にも対応でき、普段は襟元にすっきりと収まるデザインがおすすめ。ビジネス用ならシンプルなデザインを選んで、カジュアルになりすぎないように注意しましょう。

ジップとボタンの二重留めは、冷気をしっかりブロックする機能的なディテールです。ファスナーの上からボタンを留めることで、風の侵入を完全にシャットアウトできます。見た目にも立体感が生まれ、シンプルなコートにさりげないアクセントを加えてくれます。

通勤時の寒さ対策

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アウターだけでは防げない首元・手先・足元の冷えは、小物アイテムを活用して対策しましょう。オフィスカジュアルに馴染むデザインを選ぶことで、防寒とおしゃれを両立できます。

首元の防寒アイテム

細身のカシミヤタッチマフラーはかさばらずネクタイの下でも違和感がないアイテムです。薄手でありながら保温性が高く、首に巻いても襟元がもこもこしません。ビジネススーツの下に合わせても自然で、上品な印象を保てます。

ネックゲイターはリング状で片手で着脱可能なので駅ホームでも素早く対応できます。電車を待つ間の短時間でも首元を温められ、電車内では簡単に外せるため体温調節が楽です。コンパクトに折りたためるので、バッグに入れて持ち運ぶのも便利です。

ストールを肩から斜め掛けにすると風が髪の隙間から入りにくくなる効果があります。通常の首巻きとは違い、肩も一緒に覆えるため保温範囲が広がります。大判のストールなら、オフィスでひざ掛けとしても活用できて一石二鳥です。

手先の冷え対策アイテム

スマホ対応レザーグローブはタッチ操作ができつつ暖かさをキープできる実用的なアイテムです。通勤中の電車の乗り換えアプリチェックや、オフィスでのスマホ操作も手袋を外すことなく行えます。レザー素材なら見た目も上品で、ビジネスシーンにも違和感がありません。

内側にフリース素材が付いたミトンは指先全体を包み込み空気層が暖かく保たれます。5本指タイプより保温性が高く、極寒の日におすすめです。ただし細かい作業には向かないので、通勤専用として使い分けるのが良いでしょう。

足元の防寒対策

インナーソックスは薄手素材で靴のフィット感を損なわず足裏からの冷えを軽減できます。シルクやメリノウール素材なら、薄手でも高い保温性があり、蒸れにくいため一日中快適です。

ムートン風スリッポンは会社到着後も足先が冷えずそのまま室内履きとして使えて便利です。オフィス用のスリッパに履き替える手間が省け、足元の冷え対策が継続できます。見た目もおしゃれなデザインを選べば、来客対応時も恥ずかしくありません。

冷え対策アイテムの選び方ポイント
  • 薄手で重ね着しやすい素材を選ぶ
  • 天然繊維(ウール・シルク・カシミヤ)は保温性と吸湿性に優れる
  • 着脱しやすいデザインで体温調節をしやすくする
  • オフィスでも使えるデザイン性を重視する

おしゃれも叶えるレイヤード術

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防寒対策をしながらもスタイリッシュに見せるには、レイヤード(重ね着)のテクニックが重要です。インナー選びからボトムとのバランス、カラーコーディネートまで、総合的に考えてコーディネートしていきましょう。

インナー選びで快適さと見た目を整える

ヒートテックの薄手タートルネックはかさばらず襟元に程よい立体感を出せるインナーです。首元まで覆うことで防寒効果が高く、ジャケットやカーディガンのインナーとしても重宝します。薄手なのでアウターのシルエットを崩すことなく、すっきりと着こなせます。

電熱ベストは内蔵ヒーターをオンオフでき電車内とオフィスの温度差に柔軟に対応できる画期的なアイテム。最近はビジネス向けのスタイリッシュなデザインも登場しており、シャツの下に着ても目立ちません。

シルク混シャツは汗ばみにくく肌触りが良いためジャケットの下でも快適に過ごせます。天然繊維のシルクは保温性と吸湿性に優れ、重ね着しても蒸れにくいのが特徴。光沢のある質感で上品な印象も演出できるため、オフィスカジュアルに最適です。

ボトムとのバランスを考えた重ね着

ニットスカートとタイツの組み合わせは女性らしさを残しつつ脚を冷えから守る理想的なスタイルです。ウール混のニットスカートは保温性が高く、厚手のタイツと合わせることで真冬でも暖かく過ごせます。

スリムパンツの下に裏起毛レギンスを仕込むとシルエットを崩さず暖かく着こなせます。外見はすっきりとしたパンツスタイルでありながら、内側でしっかりと防寒対策ができる隠れた技です。レギンスは薄手で伸縮性があるものを選びましょう。

カラーコーディネートのコツ

ベーシックカラーのコーディネートには、暗めのボルドーを差し色に使うのがおすすめです。黒やグレー、ネイビーでまとめた装いに、ボルドーのバッグやストールを加えると、冬らしい上品さと季節感を演出できます。

トップスとアウターは、色のトーンを近くに揃えると統一感のある印象に。例えばグレーにはチャコール、ネイビーにはブラックといった同系色の組み合わせが理想的です。1?2トーン差に抑えることで、落ち着いた上品なコーディネートが完成します。

まとめ

冬のオフィスカジュアルは、防寒性とおしゃれさを両立させることが十分に可能です。アウター選びでは素材の機能性とビジネスに適したシルエットを重視し、首元・手先・足元は小物でしっかりと冷え対策を行いましょう。

重要なのは、各アイテムの特性を理解して適切に組み合わせることです。薄手で高機能なインナーから始まり、保温性の高いアウターで仕上げ、小物で細かな調整を行うことで、快適な冬の通勤スタイルが完成します。寒い冬でも自信を持ってオフィスに向かえるよう、今回ご紹介したテクニックを活用してみてください。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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