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夏のスーツは半袖シャツで問題ない?知っておきたいスーツのマナー
2023.04.12 WED

夏のスーツは半袖シャツで問題ない?知っておきたいスーツのマナー

蒸し暑い夏にスーツを着用するのは大変です。半袖シャツの着用で暑さをしのぎたいところですが、マナーの点で疑問を持つ人もいます。そこで、夏場をスーツで乗り切るために知っておくべきポイントをまとめました。

ビジネスシーンで半袖シャツは問題ない?

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夏が近づくにつれ、次第にスーツルックが億劫になってくるものです。多くの諸外国と比べて高温多湿な傾向にある日本の夏は、ジャケットを着たときの不快感も高いといえます。

近年では、できるだけ快適さを確保できるように『クールビズ』という考え方が広がりを見せています。省エネにもつながるため、多くの企業が推奨しています。

しかし、どのような服装でも良いというわけではありません。半袖シャツに関しても、企業や団体ごとに取り扱いも異なるようです。

社内のクールビズ基準を確認しよう

5月のゴールデンウィークが終わった頃から、クールビズをスタートする企業が増え始めます。服装に関してどのような対応をするかは企業によって違いますが、主な基準は次のようなものです。

  • 夏季でもスーツ着用が必須
  • ジャケットを着ていればノーネクタイも可
  • ノーネクタイかつノージャケットでOK
  • ポロシャツも許される
  • 完全に自由(Tシャツ・ハーフパンツも可)

クールビズという言葉は広く浸透してきましたが、細かいルールまでは社会全体で統一されてはいません。まずは、自分が属する組織のルールを把握することが必要です。

また、社内では許される服装でも、客先を訪問する際にも適切かというと、必ずしもそうではありません。相手に非常識と感じられないかどうか、社会人として見極めることも大切です。

ジャケットの下はNG

半袖シャツが許容される組織において、その上にジャケットを着る光景を目にすることがあります。しかし、ジャケットの下に半袖シャツを着るのはNGです。

スーツルックのルールとしては、ジャケットを身に着ける場合、腕を真下に下げたときにシャツの袖が1cm程度見えているのが正しい形になります。

つまり、ジャケットと半袖シャツという組み合わせは、そもそもマナー違反といえる行為なのです。

また、ジャケットの腕の内側が直接肌に触れるため、不潔な印象を与えてしまうこともあるのです。

スーツの半袖シャツを着こなすポイント

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ジャケットの着用にこだわらず、半袖シャツOKというオフィスでは、着こなしに注意を払いたいものです。

軽装で自分の気分は軽快になっても、見た目がだらしなかったり不潔感を与えたりしてはいけません。

ビジネスの場においてもスマートに半袖シャツを着こなすポイントについて解説します。

自分に合ったサイズ感

着る人にとっては快適な半袖シャツですが、周囲からはどこか野暮ったく見えてしまっていることがあります。それは、『適切なサイズを選べていない』ことが原因である場合が多いのです。

長袖シャツと半袖シャツでは、描くべきシルエットが違います。同じ感覚で選んでしまうと、適切なサイズ感になりません。そこで、スマートに見せるためのポイントを、二つに絞って紹介します。

まず『袖口が広すぎないシャツを選ぶ』ことです。長袖シャツはあえてゆったり目に作ってありますが、半袖シャツで同じような袖幅だとだらしなく見えてしまいます。

次に『ウエストの締まったタイプを選ぶ』ことも大切です。この点でも、長袖シャツは胴回りに余裕がある仕立てですが、ウエスト部分のゆるい半袖シャツではきれいなシルエットが生まれません。

タックインすることを意識する

プライベートでカジュアルな着こなしをするなら、シャツの裾をパンツから出しても良いでしょう。

しかし、ビジネスシーンにおいては『タックイン』が原則です。そのため、着丈が短すぎないシャツを選びましょう。

ただしパンツからシャツが出ないようにと、あまり長い ものを選ぶのは逆効果です。

パンツの中でシャツの生地がたるんでしまったり、ベルト付近でシャツがよれていたりすると、見映えも良くありません。

シャツをインしたときに、両手をあげてもシャツが飛び出さない長さのシャツを着用しましょう。

色はシンプルなものでまとめる

クールビズにおいては、シンプルな色合いのアイテムでまとめるようにしましょう。蒸し暑い時期に原色などを多用すると、見る人に暑苦しさを与えてしまいます。

半袖シャツを選ぶなら、ブルー系の色をチョイスすることをおすすめします。ホワイトも無難ですが、ブルーの爽やかさはクールビズに有効です。

中でもサックスブルーは、ビジネスシーンでも広く活用されています。爽快さとともに、堅実さや実直さなど信頼感につながる印象を生む色です。

スーツに合わせる半袖シャツの選び方

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一口に半袖シャツといっても、数多くの種類があります。その中からスーツに合うタイプの選び方について見ていきましょう。

快適に過ごせる素材

汗ばむ季節のシャツには、快適に過ごすために、通気性や吸汗性・速乾性などの高い機能が求められます。

『COOL MAX(クールマックス)』は、クールビズに適した素材として、近年高い評価を得ています。

天然素材100%の『アイスコットン』もおすすめです。肌が弱い人や肌触りを大切にする人に、快適さをもたらしてくれるでしょう。

『リネン(麻)』も、夏季のシャツに適した素材です。通気性に優れたリネンは、見た目にも爽やかさが漂います。

ノーネクタイを想定した襟型

そもそもワイシャツの襟は、ネクタイを締めることを想定して設計されています。そのため、ノーネクタイでは襟が寝てしまい、張りのない不格好なビジュアルになりがちです。

胸元をスマートにまとめるために、クールビズの際は、ネクタイをしなくても見映えのする襟にデザインされたシャツを選ぶようにしましょう。

襟のロールがきれいな『ボタンダウン』、襟元にすっきりとした印象をもたらす『ホリゾンタルカラー』などを選ぶと便利です。

半袖シャツのコーデ例

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暑さを和らげる半袖シャツですが、どこかおしゃれ感に欠けると思っている人も少なくありません。

そんな半袖シャツを上手に着こなすコーディネートを紹介しましょう。

幼稚にさせない白シャツスタイル

白シャツは、ビジネスシーンにおいて最も幅広く活用できるアイテムです。しかし、着方によっては学生っぽさが感じられ、幼稚な印象につながることもあります。

幼さを防ぐテクニックとして知っておきたいのが、『フェード感ある色味パンツと合わせる方法』です。褪せたネイビーのパンツとセットアップすれば、爽やかさと落ち着きの双方が漂います。

『スリムなベージュのパンツ』も、白シャツに似合います。ブラックのベルトと靴を選べば、全体が引き締まり、大人っぽさを生み出します。

爽やかブルーで同色コーデ

同色系でまとめるのも、定番スタイルです。最も夏らしさを感じさせることで人気のサックスブルーのシャツなら、ネイビーのパンツをチョイスしてコントラストを持たせましょう。

ブルー系による鮮やかなコントラストは、清潔感をたたえつつ、実直で誠実なイメージも生めるコーディネートです。

反対に、トップスに色の濃いネイビーを選ぶなら、パンツにはグレンチェックなどを合わせてみましょう。草原が似合うたたずまいで、清涼感を醸し出す組み合わせです。

柄シャツを取り入れてカジュアル

無地ばかりでなく柄ものにも挑戦したい人には、チェックやストライプが適しています。よりカジュアルな装いを楽しめるでしょう。

『ブルーギンガムチェックの半袖シャツ』なら、嫌みもなく、ビジネスの現場にも対応できます。

ノーネクタイでも爽やかなストライプのシャツには、『ボーダーのニットタイ』を締めてみましょう。そうすることで、涼し気にアクセントを付けることができるのです。

チェックとストライプ双方に共通することですが、柄が小さいと落ち着きがあり、大きくなるに従ってカジュアルさが増していきます。着用する場に合わせた柄のサイズを選ぶことも大切です。

結婚式では半袖シャツはNG

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夏場の結婚式に招待されることもあります。お祝いの場に相応しいいで立ちで参列したいものです。

とはいえ、ブラックが定番のフォーマルを夏場にまとうのは一苦労です。結婚式でも半袖シャツは許容されるのでしょうか。

フォーマルな場ではNG

結論をいえば、結婚式での半袖シャツはNGです。フォーマルな場においては、季節によって着用ルールが変わることはありません。

先述しましたが、スーツジャケットは、腕を下に向けた際に、袖口からワイシャツが1cmほど見えているのが本来のスタイルです。

従って、手首付近まで袖が伸びていない半袖シャツを身に着けること自体が、マナー違反となってしまいます。

加えて、スーツの成り立ちからすると、ワイシャツは本来、下着としての役割でした。汗を吸ったり寒さを防いだりといった機能を有しています。

下着を簡略化させることは、正装を大切に扱っていないことにもつながります。そのような面からも、フォーマルな場では半袖シャツはNGなのです。

夏の結婚式でも快適に過ごせるシャツ

フォーマルにおいては、必ず長袖シャツを身に着ける必要があります。しかし、厳しい暑さの中で、少しでも過ごしやすく工夫をしたいと思うのも無理はありません。

そこで、素材を厳選してシャツ選びをすることが有効です。その一つが、コットンや鹿の子、機能性素材を用いた『ジャージーシャツ』です。

ニットにはカジュアルなイメージを持つ人も多いですが、近年のジャージーシャツは進化を見せており、綿素材のシャツと見分けがつかないものがあります。

優れた形状安定性・高い伸縮性・高度な吸水性や速乾性といった機能を備え、夏場でもしっかりと快適さをサポートするアイテムです。

アンダーウェアでも暑さ対策を

アンダーウェアにも気を配ることは、暑さ対策にも十分に効果的です。アンダーウェアの機能によって、体感する暑さには大きな違いがあらわれます。

シャツ同様に、アンダーウェアの素材にも著しい進歩が見られます。滑らかな肌触りを実現し、高い吸水性・速乾性・通気性・防臭性などを備えたものを選ぶと良いでしょう。

半袖シャツをTPOに合わせて着こなそう

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時代の移り変わりによって、働き方にも変化があらわれました。クールビズの浸透もその一つといえるでしょう。

半袖シャツで過ごすことも一般的になり、暑さを感じる季節には大いに活躍します。一方で、TPOに合わせ、マナーに則って身に着けることも大切です。

活用のポイントをしっかりと押さえつつ、半袖シャツを上手に使って快適な生活を送りましょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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