ワイシャツの選び方の基本。サイズの測り方・素材・色柄を解説
2021.02.16 Tue

ワイシャツの選び方の基本。サイズの測り方・素材・色柄を解説

ビジネスシーンに不可欠なワイシャツですが、何の気なしに選んでしまっている人も見かけます。選び方の基本を知り、体にフィットしたワイシャツをスマートに着こなしましょう。サイズの測り方や素材、色柄などについて解説します。

ワイシャツのサイズの測り方

image1.jpg

毎日のように着るワイシャツを、サイズを測ることもなく購入する人は意外に多いものです。

しかし、ワイシャツをスマートに着用するには、購入する都度、サイズを測ることが大切です。測り方の基本をおさらいしておきましょう。

首回りは指2本分のゆとりを持たせる

自分に合うワイシャツを選ぶときに、重要な部分の一つが『首回り』です。

首周りがきついとボタンが閉まらず、逆に余裕があり過ぎるとだらしない印象につながってしまいます。

そのため『しっかりと自分の首回りのサイズを把握しておくことが大切』です。

測る際は、メジャー(巻尺)を使用します。直線を保ち首に沿って真っすぐにひと周りさせて測りましょう。

ここで大切なことは、首にピッタリと巻き付けて測るのではなく、若干のゆとりを持たせてサイズを測ることです。

一般的には『指2本分のゆとりを持たせたときの数値』が適当なサイズです。

裄丈は洗濯で縮むことを想定する

首回りと同様に重要なのが『裄丈(ゆきたけ)』です。

首の後ろから肩の先を通り、袖口までの長さをいいます。肩幅の半分と腕のくるぶしまでの長さを足した数値とも表せます。

裄丈が適切なサイズであれば、腕を曲げたり上下させたりする動きもスムーズに行えるでしょう。逆に、短過ぎると窮屈であると同時にスーツの着こなしにも影響が出てしまいます。

スマートな着こなしを実現する裄丈の長さは『ジャケットの袖口からワイシャツの袖が1〜1.5cmほど見える程度』です。

洗濯で縮むことを想定して、1〜2cm長めのものを購入するようにしましょう。

さらに細かな測り方

サイズ測定に重要な『首回り』と『裄丈』について説明しましたが、さらに細かく測るには、次の4点についてチェックします。

まず『肩幅』です。右肩の付け根を起点として、左肩の付け根までを測ります。ジャストフィットさせるなら1cm短いものを、ゆとりを求めるなら1.5cm長いものを選びましょう。

次に、『ウエスト』です。ワイシャツのサイズを測る場合には、最もお腹が出ている場所を計測します。

『手首』は、内側と外側の骨がある部分を通し、1cmくらいの余裕を持たせます。大型の腕時計をする人などは1.5cmほどゆとりを持たせても良いでしょう。

最後に『着丈』の測り方です。自然に直立した状態で手を下ろし、首の付け根から中指の先の位置までを測ります。お尻がちょうど隠れる程度が目安です。

襟のデザインの種類と選び方

image3.jpg

次に、ワイシャツの顔ともいえる『襟』の種類と選び方について見ていきましょう。多様なデザインがあり、襟のタイプによってワイシャツの表情は大きく異なります。

それぞれ個性的な襟を持つワイシャツの選び方について説明します。

首の特徴に合わせて選ぶ

自分の首の特徴にマッチした襟のタイプを知っておくと、ワイシャツ選びは楽になります。

首の長さが短めの人ならば、スタンダードな「レギュラーカラー」が良いでしょう。90度ほど開いた襟は最もオーソドックスな形で、自然な襟元を演出してくれます。

また、襟元を小さく見せる工夫も、短い首の人には効果的です。

両襟を第一ボタン付近でつなぐ「タブカラー」や、襟と身頃をボタンで留める「スナップダウン」や「ボタンダウン」なら、首回りのビジュアルがコンパクトにまとまります。

一方、首が長い人は、大きめの襟が向いています。高い襟高が首の露出部分を抑え、適度なバランスをもたらすのです。

第一ボタンに二つのボタンをあしらった「ドゥエボットーニ」や、同じく三つ並んだ「トレボットーニ」などを選んでみましょう。

ネクタイの有無に合わせて選ぶ

近年は『ノーネクタイでも可』という職場も増えており、ネクタイの有無によって襟を選ぶ方法もあります。

ネクタイを結ぶなら、「レギュラーカラー」や「ワイドカラー」などがスタンダードなタイプです。

ノーネクタイの場合は「ボタンダウン」や「ホリゾンタルカラー」がマッチします。

「スナップダウン」や「タブカラー」のほか、襟がほぼ水平な角度まで開いた「ホリゾンタルカラー」という選択もあります。

素材や色にこだわる

image2.jpg

サイズや襟のタイプだけでなく、ワイシャツには実にさまざまな『素材』や『色』が用いられています。

ビジネスシーンにおいてもおしゃれな着こなしが楽しめる一方で「どれを選べば良いか分からない」と悩んでしまう要因でもあるでしょう。

数ある素材や色から、適切なワイシャツを選ぶ方法を見てみましょう。

色選びと特徴

最もオーソドックスな色といえば『白』です。清潔感にあふれ、クリーンなイメージのカラーとして親しまれています。

『ブルー』は、白に匹敵するほどビジネスシーンでも活躍する色で、爽やかさやスマートな印象を与えます。濃淡によって与える印象の幅は広く、夏であれば『ライトブルー』を、などが重宝するでしょう。

代表的な柄と印象

『無地』は読んで字のごとく、何も描かれていないシンプルな生地です。それだけに、素材の違いや『質』が、ビジュアルに色濃く反映されるといえます。

縦縞の『ストライプ』は、仕事における有能さをアピールする効果が期待できる柄です。鉛筆でスッと引いたようなラインの「ペンシルストライプ」だと、シャープな印象が生まれます。

髪の毛のように細くしなやかなラインが特徴的な「ヘアラインストライプ」には、気品ある上質さが感じられるでしょう。

格子模様の「チェック」は、堅苦しさを和らげ、明るい印象をもたらす柄です。人気の高い「ギンガムチェック」は、地の色に別のもう1色の計2色で構成されたチェック柄になります。

窓枠をイメージさせる「ウィンドウペンチェック」は、スマートさや軽やかさが感じられる柄です。イギリスの伝統を踏まえつつ、カジュアルさも備えている点で人気の「アーガイルチェック」は、菱形で格子模様を描いた柄が特徴的でしょう。

代表的な素材

一般的にワイシャツに使われる素材には『綿』『ポリエステル』『混紡素材』の3点が挙げられます。

オーソドックスな『綿』は、衣類全般に多用される素材です。吸湿性や通気性・保温性などに優れています。柔軟な肌触りや、ソフトな見た目の印象などを大切にしたい人に適した素材です。

『ポリエステル』も、ワイシャツによく使われる化学繊維です。耐久性や防シワ性などが高く、扱いやすいワイシャツが良いという人にとって、便利に感じられる素材といえます。

綿とポリエステルの『混紡素材』を用いたシャツも、数多く見受けられます。綿の風合いと、ポリエステルの取り扱いのしやすさなど、双方のメリットを手にしたい人には打ってつけでしょう。

シーン別の選び方

image5.jpg

会議や商談、オフィスやパーティーシーンなど、着こなす場面によっても、シャツの種類を選びたいものです。最後にシーン別に見るシャツの選び方について解説します。

ビジネスシーンではネクタイと合わせる

ビジネスシーンにおいては、ネクタイを締めることを前提にシャツを選びましょう。

誠実さや堅実さを求められる職場であれば『無地シャツ』で、結び目の収まりが良い大きめの襟を持つワイシャツなどが無難です。

「レギュラーカラー」のワイシャツならば、あらゆる業種や役職にも適したタイプだといえるでしょう。

オフィスカジュアルでは襟にこだわる

ノーネクタイが許されるオフィスカジュアルの場合は、襟へのこだわりを忘れないようにしたいものです。

首元は、対面する相手の視線が注がれ、とても目につく場所です。それゆえ、襟のタイプが自身の印象にも大いに影響します。

襟元をボタンで留める「ボタンダウン」なら、常にスッキリとした襟元をキープできるでしょう。

襟が両サイドに広がる「カッタウェイ」や「ホリゾンタルカラー」で、おしゃれなエッセンスを加えるのもおすすめです。

結婚式では白

フォーマルな装いでは、あまり特徴的なワイシャツを身に着けることは控えましょう。スタンダードなスタイルを重視することが大切です。

色は『白』が最適ですが、どの色のスーツにもなじみ、目立ち過ぎることがありません。

柄は『無地』もしくは『同色系の織り柄』を選び、襟は「レギュラー」か「ワイド」といった、スタンダードなタイプが向いているでしょう。

シーンに合わせてワイシャツを着こなす

image4.jpg

一口にワイシャツといっても、数多くのサイズやデザイン・色・柄があります。

どんなものを選んだら良いか迷うこともありますが、重要なのは『サイズをしっかりと合わせること』です。

特に、『首回り』『裄丈』はしっかりと測り、自分の体形に合ったサイズのワイシャツを着るようにしましょう。

その上で、襟型や色柄にもこだわって、シーンに合わせたスマートな着こなしを実現しましょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。