【メンズ】スーツの型崩れを防ぐには?ハンガーの選び方と毎日の手入れを解説
ジャケットの肩が出っ張る、パンツの膝がふくらむなど、スーツの形が気になるときは、着用後の掛け方や保管方法を見直してみましょう。軽い着用ジワと、生地や仕立てに変化が生じた型崩れでは、対処の仕方が異なります。
本記事では、スーツの型崩れにつながる原因、ハンガーの選び方、帰宅後の手入れを解説します。家庭で整えられる範囲と、専門店へ相談したい状態も確認してください。
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スーツの型崩れにつながる主な原因
型崩れは、着用中の負荷だけでなく、脱いだあとの扱い方でも起こります。ハンガーや収納場所、ポケットに入れる物を見直しましょう。
同じ一着を休ませずに着続けている
スーツは着用中に汗や湿気を吸い、座る・歩くといった動作で生地に力がかかります。同じ一着を続けて着ると、湿気を逃がし、着用ジワを和らげる時間が足りなくなりがちです。
ウールのスーツは、着用後に一日程度休ませると湿気を逃がしやすくなります。毎日スーツを着る場合は、複数のスーツを交互に使い、休ませる時間をつくりましょう。
ただし、休ませれば傷んだ生地まで元に戻るわけではありません。膝のふくらみなどが残る場合は、購入店やクリーニング店に相談しましょう。
肩に合わないハンガーや窮屈な収納を使っている
幅の合わないハンガーは、肩や袖を不自然に押し上げたり、肩先を十分に支えられなかったりします。薄く平らなハンガーでは、ジャケットの立体的な肩まわりを保ちにくいでしょう。
クローゼットへの詰め込みも、襟や身頃を押しつぶす原因になります。椅子の背に掛けたままにしたり、折り畳んだまま長く放置したりするのも避けましょう。
脱いだスーツを形に合うハンガーで支え、ほかの衣類に圧迫されない場所に掛けることが基本です。
ポケットの詰め込みやサイズの不一致がある
財布やスマートフォンなど重さのある物を入れ続けると、ポケットまわりに負荷がかかります。帰宅後も中身を残したままでは、吊るしている間も生地が引っ張られます。
サイズが小さく、同じ場所が強く引っ張られている場合も、手入れだけでは解決しません。気になる状態ごとに、見直す点を整理しました。
| 気になる状態 | 最初に見直す点 |
|---|---|
| 肩や袖にハンガーの跡がある | ハンガーの幅と肩先の厚み |
| ポケット口が広がっている | 中に入れる物の量と重さ |
| ボタン周辺や太ももが強くつっぱる | 体型に合うサイズかどうか |
生地にかかる負荷を減らすことが、型崩れの予防につながります。持ち物はバッグへ移し、窮屈な部分は購入店などへ相談しましょう。
型崩れを防ぐハンガーの選び方と掛け方
ハンガーは素材だけで選ばず、スーツを無理なく支えられる形かを確かめ、ジャケットとパンツで支える部分に合わせて掛け方を変えます。
ジャケットは肩幅と厚みが合うものを選ぶ
肩先に厚みがあり、肩から背中の丸みに沿うハンガーが適しています。木製でも樹脂製でも、掛けたときに肩が落ち込んだり、袖が突き出たりしないことを確認してください。
適切な幅はジャケットのサイズや形によって変わります。幅の数値だけで決めず、実際に掛けて、肩先まで自然に支えられているかを確かめましょう。
購入時に付属していたスーツ用ハンガーがあるなら、まずは形が合っているかを確かめて活用しましょう。クリーニングから戻った際も、薄い持ち帰り用ハンガーなら掛け替えてください。
パンツは折り目を合わせてまっすぐ掛ける
パンツはセンタープレスに沿って形を整え、左右の裾をそろえて掛けます。ねじれたまま吊るすと、余計なシワや折り目がつくことがあります。
バーに掛ける場合は、滑り落ちにくく、折り返しに強い跡がつきにくいものを選びましょう。挟むタイプでは、生地を平らにして留め、クリップ跡が残らないか確認します。
バー式でもクリップ式でも、シワを寄せたまま固定しないようにしましょう。ジャケットとは別々に掛けると、生地が重なりにくく、着用後の湿気も逃がしやすくなります。
クローゼットでは襟や肩が押されない余裕を残す
収納するときは、隣の衣類で肩や襟が押しつぶされない間隔を取りましょう。ハンガーが動かないほど詰め込むと、取り出す際にも生地をこすったり引っ張ったりしやすくなります。
着用直後はすぐに収納せず、風通しのよい場所で湿気を逃がします。長期保管では、汚れを落とし、十分に乾いた状態で通気性のある衣類カバーを使うとよいでしょう。
厚みのあるハンガーを使っていても、収納場所で圧迫されれば形を保ちにくくなります。ハンガーの形に加えて、衣類の詰め込みにも気をつけましょう。
帰宅後の手入れと型崩れが気になるときの対処法
日々の手入れは、ポケットを空にして形を整え、汚れと湿気を残さないことから始めましょう。熱や水分を加える作業は、まず製品の洗濯表示を確認してください。
ポケットを空にしてブラッシングと陰干しをする
帰宅後は、次の順序で手入れしましょう。
- ポケットから持ち物を取り出す
- 形を整えてハンガーに掛ける
- 柔らかい洋服ブラシで表面のほこりを払う
- 風通しのよい場所で陰干しする
ブラシは生地の流れに沿って優しく動かし、強くこすらないようにします。汚れがある場合は、ブラシで無理に落とそうとせず、汚れの種類に合った対応が必要です。
日々の手入れでは、汚れを落としながら、生地の傷みも確認しましょう。破れやほつれを見つけたら、傷みが広がる前に補修を検討してください。
ブラッシングや陰干しだけで落ちない汚れやにおいには、洗濯表示に合うクリーニングが必要です。
軽いシワは休ませ、スチームは表示を確かめて使う
軽い着用ジワは、ハンガーに掛けて休ませることで和らぐ場合があります。シワが残っても、すぐに高温のアイロンで押さえつけるのは避けてください。
アイロンの可否や上限温度、スチームの使用条件は製品によって異なります。洗濯表示には、スチームを使わずに仕上げることを示す記号もあります。
「ウールだからスチームを使える」と素材名だけで判断せず、洗濯表示と付記を確認しましょう。使用できる場合も、機器の説明に従って扱い、熱や湿気が残ったまま収納しないようにします。
形の変化が残る場合は無理に直そうとしない
肩の出っ張りや膝のふくらみが休ませても戻らない場合は、購入店やクリーニング店へ相談しましょう。表面のシワだけなのか、生地の伸びや内部の仕立てに関わる変化なのかで、対応は異なります。
強く引っ張る、何度も水を吹きかける、高温で押し続けるといった自己流の処置は避けてください。状態を悪化させるおそれがあります。
相談時には、気になる箇所に加えて、洗濯したか、アイロンを使ったかも伝えましょう。家庭で行った処置が分かると、専門店でも状態を判断しやすくなります。
まとめ
スーツの型崩れを防ぐには、肩に合うハンガーを使い、ポケットを空にして休ませる習慣をつけましょう。収納時の圧迫を避け、アイロンや洗濯は製品の表示に従って行います。
形の変化が戻らないときは、無理に直そうとせず専門店へ相談してください。
新しいスーツを選ぶ際は、サイズとともに、着る頻度や手入れのしやすさも考えておきたいところです。KASHIYAMAでは、生地や仕様を相談しながら、自分の暮らしに合う一着を検討できます。スーツの着こなしを知りたい方は、Instagramの投稿も参考にしてみてください。
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