クラシックスーツ

¥33,000から最短1週間でお届け

クラシックスーツ

¥33,000から最短1週間でお届け

セットアップスーツ

¥33,000から最短1週間でお届け

セットアップスーツ

¥33,000から最短1週間でお届け

オーダーシャツ

¥8,250から最短1週間でお届け

オーダーシャツ

¥8,250から最短1週間でお届け

スーツのゴージラインとは?高さによる印象の違いと時代の流れを知る
2023.04.05 WED

スーツのゴージラインとは?高さによる印象の違いと時代の流れを知る

ゴージラインは、スーツをおしゃれに着こなすために意識したい、重要なディテールです。ゴージラインの位置により、与える印象が変わります。ゴージラインの基礎知識や、高さによる印象の違い、時代のトレンドに合わせた高さの変化を紹介します。

ゴージラインの基礎知識

image1.png

上襟と下襟の間にある襟の切れ込みが「ゴージ」です。ゴージラインの意味と現在のトレンドを解説します。

ゴージラインとは

スーツにおける上襟と下襟の縫い目を「ゴージライン」と呼びます。スーツの顔ともいえるVゾーンの印象や、全体の印象を左右するとても重要なディテールです。

スーツには時代ごとにトレンドがあり、スリムなサイズ感のスーツが流行ったり、イタリア風のスーツに人気が集まったりと、流行が変化しています。

ゴージラインも、時代によるトレンドに合わせて、位置に変化が見られます。高さの違いで、スーツが作られた年代を推し量れることは、ゴージラインの大きな特徴です。

トレンドのゴージライン

ゴージラインは、スーツの流行に合わせて高さが大きく変化しており、かなり低い位置に作られた時代もありました。

現在は、最も高い位置にあった頃のラインから、やや低めに落ち着いています。首筋から8〜9cm下に位置するゴージラインが現在のトレンドです。

ゴージラインを高めにすることで、視線を高い位置に集められるため、スタイルアップの効果が期待できるといわれています。

ゴージラインによって変わる印象

image2.png

ゴージラインが位置する高さにより、スーツスタイルの印象が変わります。高い場合と低い場合で、どのように印象が変化するのかを解説します。

高いとシャープに見える

ゴージラインが高い場合は、シルエットをシャープに見せる効果が期待できます。スリムなスーツが流行った時代は、ゴージラインのトレンドも高めです。

ゴージラインには、見る人の視線が集まりやすくなります。ハイゴージにすることで、視線が頭や肩付近に集まるため、シルエットの縦ラインが強調され、すっきりとした印象を与えやすくなるのです。

身長を高く見せたい人や、若々しい雰囲気に見せたい人にとっては、ハイゴージが向くといえるでしょう。

さらに、ストライプ柄のスーツならよりシャープな印象を与えられます。

低いと落ち着いた印象に

ゴージラインが低い場合は、落ち着いた印象を与えやすくなります。視線が下の方に集まるため、肩幅の広さが強調され、貫禄を出せることがメリットです。

ゆったりめのスーツが流行った時代は、ローゴージと呼ばれる低めのゴージラインがトレンドでした。ローゴージは、ラインの角度がより急になることも特徴です。

痩せ型の人に向くほか、顔が大きく見えることで悩んでいる人も、肩幅を広く見せられるため小顔効果が期待できるでしょう。

時代によるゴージラインの違い

image3.png

ゴージラインの高さは、時代によるスーツのトレンドに合わせて変化しています。年代別の特徴を確認しておきましょう。

1990年代は低め

日本のバブル期には、オーバーサイズ気味に作られた「ソフトスーツ」と呼ばれるタイプのスーツが流行りました。

1980年代に流行したアルマーニのスーツが、ソフトスーツの代表例として知られています。

ソフトスーツは肩幅が広めで、体をゆったりと包み込むタイプのスーツです。ソフトスーツのゴージラインは、低い位置に施されています。

ローゴージの流行は、バブル期が終わった後の1990年代半ばまで続きました。

ゴージラインを胸元辺りまで低く下げているスーツは、この頃に流行したものである可能性が高いでしょう。

2000年代はハイゴージ

2000年代に入ると、英国風の三つボタンスーツが流行り始めます。狭いVゾーンのスーツが人気を集め始めたことに合わせて、ゴージラインも高くなっていきました。

時期を同じくして、ゼニアに代表されるイタリアンクラシコが流行り始めたことで、ゴージラインのトレンドは一気にハイゴージへ移行します。

ハイゴージの全盛期には、肩のラインと同じような高さにまでゴージが高く施されたスーツも販売されていました。

2010年代には2000年より低めに

2010年代は、引き続きイタリアンクラシコが人気を集めていましたが、ゴージラインは2000年代に比べ、若干低くなっています。

2000年代の中頃から、スーツのトレンドは、ゆとりのあるシルエットからタイトなシルエットに変わりました。

現在もタイトなサイズ感のスーツが依然として人気ですが、ややゆとりのあるサイズ感のスーツも人気を戻してきています。

したがって、ハイゴージの全盛期であった2000年からやや低くなった2010年代の高さに比べ、さらに約0.5〜1cm低めになった位置が、現在主流のゴージラインということになります。

ゴージラインへ意識を向けてスーツを楽しむ

image4.jpg

「ゴージライン」とは、上襟と下襟の間にある縫い目のことです。ゴージラインが高い位置にあるとシャープに見え、低いと落ち着いた印象を与える効果があります。

ゴージラインは、時代のトレンドと合わせて、高さが変化しているディテールです。

ゴージラインの意味を理解し、スーツを選ぶ際に位置を意識することで、より着こなしを楽しめるようになるでしょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

開催中のキャンペーン

おすすめのコンテンツ

FOLLOW US