オーダースーツのラペルはどうする?代表的な形と選び方
2021.05.24 MON

オーダースーツのラペルはどうする?代表的な形と選び方

オーダースーツを作る際は「ラペル」に関しても、自分の好みに応じた形を依頼することができます。どのような点に注意して選べば良いのでしょうか?スーツの印象を左右するラペルの種類と選び方について解説します。

オーダースーツ作りで重要な「ラペル」

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オーダースーツ作りでは、自分にぴったりと合ったサイズのスーツが作れることはもちろん、ディテールにまでこだわりを持たせることができるのも大きなポイントです。

中でも、スーツの印象を左右する「ラペル」について知識を深めていきましょう。

スーツの下襟部分のこと

スーツの襟は、上下でそれぞれ呼び名が異なります。「ラペル」とは、スーツの下襟部分のことを表し、上襟は「カラー」と呼ばれます。

ラペルの形や大きさにはさまざまな種類があり、これによってスーツが見せる表情が変わるといっても過言ではありません。

そのため、オーダースーツを作る際には、ラペルの種類や与える印象を知っておくことが大切なのです。

流行は細め・太めの波がある

ラペルの幅は、時代によって流行があります。数年前までは細身のラペルがトレンドでしたが、2019年代からは太めのラペルへと変化してきています。

これまでのラペルの流行を見ると、太いものから細いもの、細いものから太いものへと、ある程度の期間でトレンドは入れ替わっています。

そのため、最先端な印象を与えるスーツを作りたいのであれば、雑誌やその年に新しく発売されているスーツのラインアップをチェックして、フレッシュな1着を作り上げましょう。

また、ラペルの幅は『着用するネクタイの幅』にも大きく影響を与えます。それぞれの幅が釣り合っていない状態では、見た目のバランスが崩れてしまうのです。

ラペルの幅で迷ったときは、自分の持っているネクタイ幅や好みを基準にするのも一つの方法です。

ラペル形状の名称

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ラペルの形によって、「ノッチドラペル」「ピークドラペル」「セミノッチドラペル」「セミピークドラペル」に分けられます。

見た目の華やかさが変わるため、フォーマルよりかビジネスよりかを理解しておく必要があります。

これらのラペルがどのような形をしており、どんな印象を与えるのか見ていきましょう。

定番の「ノッチドラペル」

「ノッチドラペル」は、普通襟ともいわれる最も一般的な形のラペルです。既製品であればほとんどがこのラペルで、見慣れた襟だと考えて間違いありません。

失敗がないタイプのデザインなので、どんなラペルを選べば良いか分からない、万人受けするデザインに仕上げたいという場合におすすめです。

ダブルスーツなどに用いられる「ピークドラペル」

「ピークドラペル」は、ダブルスーツに用いられることが多いラペルで、ラペルの角(剣先)の部分が少し長めで、上向きにとがっているのが特徴です。

「タキシード」や「モーニングスーツ」などフォーマルな装いに使用されることが多く、ボタンが2列のダブルジャケットとの相性が良いラペルです。

華やかさがあるため、ビジネスシーンでの登場は少なくなります。

「セミノッチドラペル」と「セミピークドラペル」

「ノッチドラペル」と「ピークラペル」の中間にあたるデザインが「セミノッチドラペル」と「セミピークドラペル」で、どちらも通常より少しラペルの存在感が強い形です。

ラペルを華やかにしたいものの、ピークドラペルほどの主張は避けたいといった場合におすすめです。

ラペル幅の名称

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ラペルは幅によっても名称があり、大きく「レギュラーラペル」「ナローラペル」「ワイドラペル」の3種類に分けられます。

ラペルはトレンドもありますが、体形に合わせて選ぶことも大切です。ここではそれぞれのラペルの特徴やどのような人に合うか見ていきましょう。

平均的な「レギュラーラペル」

「レギュラーラペル」は一般的な太さのラペルです。具体的な幅の長さは7.5〜8.5cmで、トレンドの影響を受けにくいのがメリットです。

標準的な体形の人や、流行に左右されない定番スタイルを求める人におすすめです。

細めの「ナローラペル」

「ナローラペル」は、6〜7cmほどの細身のラペルです。そのため、ピシッと引き締まった印象を生み出し、よりフォーマルで品のある雰囲気を演出できます。

幅が細い分、スリムな体形の人や、肩幅があまり広くない人に向いています。

太めの「ワイドラペル」

一方、「ワイドラペル」は幅が9〜10cmほどの太さがあるラペルです。クラシックなデザインで利用されることが多く、現在のトレンドでもあります。

華やかさと落ち着きを兼ね備えた印象で、標準〜体格の良い人が合わせやすい幅感です。

面積が広い分、生地や柄を変えて仕立てるとおしゃれに目立たせることができます。

ラペルにこだわった自分だけのスーツを

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スーツの下襟を意味する「ラペル」は、正面から見たときにスーツ全体の印象を左右する重要なパーツです。

ビジネスシーンでは「ノッチドラペル」、フォーマルなシーンでは「ピークドラペル」が似合います。

幅はトレンドに合わせたり、体形やネクタイ幅に合わせて選んだりするなど、自分にとって使いやすい好みのスタイルを見つけてみましょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。