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スーツの流行りを押さえよう。古臭く見せないためのポイントも解説
2023.04.07 FRI

スーツの流行りを押さえよう。古臭く見せないためのポイントも解説

スーツの流行は時代と共に変わるものです。以前はトレンドだったものが、現在は古臭く感じられることも少なくありません。そこでスーツの基本、流行りの歴史、流行を押さえるポイントを解説します。新しいスーツを購入する際の参考にしてください。

スーツの基本の形を知る

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スーツは形状や構成によって、いくつかの種類に分類が可能です。もちろんスーツの種類が異なれば印象も変わります。

流行を押さえた格好良い着こなしのために、まずは基本を把握しておきましょう。

「シングル」と「ダブル」

スーツのジャケットは、ボタンの並び方によって「シングル」と「ダブル」に分類できます。

「シングル」は、ボタンが1列に並んでいるスタンダードなスーツで、幅広いシーンで活用できます。

一方「ダブルスーツ」はボタンが2列に並んでいます。ボタンの個数は4〜6個とさまざまで、デザインのバリエーションも豊富です。

前身頃が大きく重なるため、重厚感があるのも特徴で、シングルと比べるとフォーマルな印象が強まるでしょう。

「ツーピース」と「スリーピース」

スーツ全体のスタイルは、「ツーピース」と「スリーピース」の二つに分けられます。

「ツーピース」は、ジャケットとパンツのみで構成されるシンプルなスタイルで、ビジネスシーンでは定番といえるでしょう。

一方の「スリーピース」は、ジャケット・パンツ・ベストの組み合わせで「三つ揃え」とも呼ばれます。

世代を問わず人気のあるクラシックな印象のスーツで、カジュアルな場面ではジャケットを脱いでも凛とした大人の風格を漂わせます。

スリーピースの着こなし方は、ジャケットは全てのボタンをはずし、ベストは一番下のボタンだけをはずすのがマナーです。

流行りの歴史

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スーツのシルエットは、時代の流れと共に大きく変化してきました。過去にどのようなデザインが流行ったかを知れば、古臭い着こなしを回避することもできるでしょう。

『スーツの流行りの歴史』について、くわしく解説します。

スーツが定着した1920年から1980年代

スーツが定着したのは1920年代です。当時はジャケットもパンツも、まだ直線的なシルエットでメリハリのないものでした。

美しさという観点が加えられるのは、30年代前半からです。ジャケットに胸ダーツが付くことで、上半身に立体的な抑揚が生まれ、パンツにはタックが入り、スタイリッシュな着こなしが可能になりました。

40年代に入ると、第二次世界大戦という時代背景もあり、肩パッドを厚くする逆三角形型の男性的なシルエットが流行します。

しかし、戦後の50年代では一転、素朴で落ち着いた雰囲気のスーツスタイルが主流になります。

60年代に入ると、ジャケットもパンツも細身のものが流行しました。当時の若者に人気だったアイビースタイルやモッズスタイルなどは、現在にまでその影響が残っています。

そして70年代には、細身の肩まわりや腰まわり、ウエスト部分のくびれに対して、大きな襟やジャケットとパンツの広い裾など、抑揚の大きなシルエットが好まれるようになります。

一方、日本ではバブル経済の時期にあたる80年代の流行は、重心が低く丸みがあるシルエットのスーツを大きめのサイズで着るスタイルです。生地はソフトなものがトレンドでした。

1990年代から2000年代前半

1990年代はまだ80年代の名残りがあり、ゆったりとしたシルエットが主流です。ジャケットのボタンは三つで、パンツも太めのものでした。

2000年代前半に入ってボタンは二つのものが多くなるものの、やはり依然として、ジャケット・パンツともに全体的にルーズなシルエットが人気でした。

このトレンドは2000年代中盤まで続きます。現在のビジネスシーンでも、50代以上に多い着こなしではあるものの、流行という観点からはやや古臭く感じられてしまうことが多いでしょう。

2000年代中頃から現在

2000年代中頃になると、今度はタイトなシルエットのスーツが流行します。二つボタンの着丈が短いジャケットと、ウエストまわりがタイトでノータックのパンツが主流です。

全体的に細身ですっきりとした、スポーティーな印象が特徴といえるでしょう。肩まわりもスマートになり、通勤時のスーツにリュックを合わせる人も増えました。

さらに10年代後半以降は、高級感がありカッチリとした「クラシックスタイル」のスーツが注目を集めています。今後は細身のスーツから、ゆるやかに主流が移行していくでしょう。

クラシックスタイルの最大の特徴は『今っぽさと伝統の融合』です。タイトなスーツに比べて、ジャケットの着丈が長く、パンツにタックが付いているのが特徴といえます。

流行を押さえるためのポイント

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ここからは流行を押さえるためのポイントをくわしく解説していきます。

洗練されたスーツスタイルを実現するために、今の時代に合ったスーツ・シャツ・小物を選びましょう。

シルエットを意識する

先述したとおり、現在流行っているシルエットは生地に余りのないタイトなスタイル、あるいは重厚感のあるクラシックスタイルです。

いずれにせよ、一昔前に流行ったルーズなスーツは古臭く見えてしまうため、ジャケットもパンツも体形に合ったジャストサイズのものを選びましょう。

特に注意したいのはパンツです。太すぎたり長すぎたりするものは、たるみのあるシルエットになり、野暮ったい印象になってしまいます。

裾の長さは、靴を履いたときに甲に軽く触れるくらいが理想です。ヒップまわりは、ポケットやタックが開かない程度にフィット感のあるものを選びましょう。

基本の色と柄

現在のトレンドは、茶色・ベージュ・濃いグレーといった落ち着いた色のスーツです。柔和な印象になるため、ビジネスシーンにも取り入れやすく人気があります。

また、クラシックスタイルであれば、あえて青や明るめのネイビーを選ぶことで流行を押さえた着こなしになるでしょう。

柄については「ウィンドウペン」や「グレンチェック」などが主流です。特にクラシックスタイルとの相性が良いのは、柄が大きめの上品なものです。

シャツや小物にもこだわる

現在はスーツだけでなく、シャツも細身のスマートなものが流行しています。

肩幅がジャストサイズで、首まわりは指が2本入る程度のものを選びましょう。また袖の長さは、ジャケットを着たときに袖口から1〜1.5cmほど見えるくらいがベストです。

さらに、ネクタイや靴などの小物にもこだわることで、ワンランク上の着こなしを目指せます。

ネクタイは幅がジャケットの下襟と同程度で、ベルトにかかるくらいの長さのものが、靴はつま先の丸い「ラウンドトゥ」が主流です。

ディテールから見るスーツの流行り

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スーツのトレンドを押さえるためには、大まかなデザインだけでなくディテールにも注目しましょう。

ここからはラペル・ゴージライン・タックの3点について『現在の流行』を解説します。

ラペルの幅や形

ジャケットのラペル(下襟)は、幅が広くクラシックな印象の「ワイドラペル仕様」が主流です。

クラシックスタイルよりも以前から流行っている細身のスーツでは、ラペル幅が狭いナロータイプが多かったものの、これからのトレンドはやはり幅広のものになっていくでしょう。

ちなみにラペルの幅が広いか狭いかは、平均的な8〜8.5cmを基準に判断します。

また、襟の先端がとがっている「ピークドラペル」は、Vゾーンにメリハリを加えることができる注目のディテールです。

ゴージラインの位置

流行のクラシックスタイルでは、スーツの上襟と下襟を繋ぐゴージラインが『高めの位置』にあるのも特徴です。

といっても少し前に主流だったような、肩と平行になるほどの高さからはやや下がり、首筋から8〜9cmのあたりが目安と考えましょう。

また、角度は浅めの50度が理想的とされ、スタイルアップにも効果的です。

ゴージラインは1cm上下するだけでも印象が異なるため、気を配りたいディテールの一つといえます。

パンツのタック

スーツスタイルに最先端の流行を取り入れるなら『タック入りのパンツ』を選びましょう。

一時期はノータックのタイトなパンツがトレンドでしたが、最近は腰まわりに少しゆとりのあるワンタックあるいはツータックのパンツが少しずつ増えています。

クラシカルで上品な着こなしとなるため、タック入りのパンツを取り入れてみてはいかがでしょうか。

流行を意識したスーツでスマートな着こなしを

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時代遅れなスーツの着こなしは、野暮ったく頼りない印象を与えてしまうため、特にビジネスシーンでは避けたいところです。

社会人として、仕事上の相手に『信頼感』を与えるためにも、スーツの流行はしっかりと押さえておくことが重要です。

そのためには、スーツの基本や流行の歴史、具体的な着こなしのポイントなどの知識が役立ちます。

次にスーツを購入するときは、トレンドを意識しつつ最適なものを選ぶようにしましょう。

KASHINAVI編集部
KASHINAVI編集部
オーダーメイドブランドのKASHIYAMAによる、知って得するスーツの常識をまとめたコンテンツ「KASHINAVI」を運営。 スーツに関するお悩みに対してナビゲートします。

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