【結婚式】男性ゲストの夏の服装マナー|暑い季節でも品良くキマる着こなし術
夏の結婚式に男性ゲストとして招待されたとき、服装選びに迷う人は多いでしょう。暑い時期だからこそ、TPOに合った装いで品よく、そして快適に式に臨みたいものです。
実は夏でも、結婚式の服装マナーの基本は変わりません。とはいえ、暑さ対策をしつつ、おしゃれにキマる着こなしのコツがあります。
この記事では、結婚式における男性の服装について、以下の内容をご紹介します。
- 夏の結婚式でも守るべき男性ゲストの服装マナー
- 暑さを凌ぐスーツ選びのポイントと着こなし術
- 夏のお呼ばれスタイルを格上げする小物の選び方
夏の結婚式に出席される男性ゲストの方は、ぜひ最後までお読みください。
INDEX
夏の結婚式でも男性ゲストの服装マナーは変わらない?
夏の結婚式に男性ゲストとして招待された場合、暑さ対策に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。しかし、季節に関わらず男性ゲストの服装マナーに大きな変化はありません。
ここでは、以下3つのポイントについて、夏の結婚式における男性ゲストの服装マナーについて解説します。
- 夏でもスーツ着用が基本
- 上着を脱ぐのはNG
- 半袖シャツもNG
夏でもスーツ着用が基本
結婚式のゲストの服装マナーは、季節に関わらず変わりません。男性の場合、略礼装のブラックスーツかダークスーツを着用するのが無難です。夏であってもスーツ着用が基本となるため、軽量素材のスーツを選ぶなど、暑さ対策を行うことが重要です。
また、ネクタイは必須アイテムですが、夏らしい爽やかな色や柄を選ぶと、季節感を演出できます。靴は黒の革靴を履き、ベルトも黒で統一するのがマナーです。
暑さに負けず、品格あるスーツスタイルを心がけましょう。
上着を脱ぐのはNG
夏の暑さは厳しいですが、結婚式では上着を脱いでワイシャツ1枚になるのはマナー違反です。
ワイシャツは下着の意味合いがあるため、上着を脱いで1枚で過ごすのは避けるべきです。もし暑さが耐えられない場合は、ジレ(ベスト)を着用するのがおすすめです。ジレを着用していれば、上着を脱いでもマナー違反にはなりません。
ただし、ワイシャツの袖をまくったり、襟を緩めたりするのは控えましょう。暑さに負けずに、最後まで紳士的な振る舞いを心がけることが大切です。
半袖シャツもNG
半袖シャツは、カジュアルすぎるためフォーマルな結婚式にはふさわしくありません。長袖の白シャツを着用するのが基本マナーです。暑さ対策として、吸水速乾性や通気性に優れた素材のシャツを選ぶのがおすすめです。
また、アンダーシャツを着用することで、汗ジミを防ぐことができます。シャツの素材や着用方法に工夫を凝らし、暑さを乗り切りましょう。半袖シャツは避けるべきですが、長袖シャツを上手に選べば、見た目も涼しげで快適に過ごせます。
【暑さ対策】夏の結婚式で男性ゲストが選ぶべきスーツとは?
夏の結婚式に招待された男性ゲストにとって、暑さ対策は大きな課題です。スーツを着用するのは基本マナーですが、蒸し暑い季節には工夫が必要不可欠です。
ここでは、夏の結婚式で男性ゲストが選ぶべきスーツについて、以下の3つの観点から紹介します。
- 春夏用の軽量素材のスーツを選ぶ
- ジレ(ベスト)の着用がおすすめ
- 皺になりにくい素材なら持ち運びも安心
1. 春夏用のスーツを選ぶ
夏の結婚式で男性ゲストが着用するスーツは、春夏用の軽量素材がおすすめです。ウール100%のスーツは暑さには向きませんが、麻やコットン、ポリエステルなどを混紡した軽量素材のスーツなら、蒸れにくく快適に過ごせます。
スーツの色は、ネイビーやグレーなどの定番色が無難ですが、明るいベージュやライトグレーなら、より夏らしい装いになります。
スーツ選びに迷ったら、春夏用の軽量素材に注目しましょう。季節に合わせたスーツ選びが、暑さ対策の第一歩となります。
2. ジレ(ベスト)の着用がおすすめ
夏の結婚式で上着を脱ぐのはマナー違反ですが、ジレを着用していれば問題ありません。ジレを着用することで、上着を脱いでも品格を保てるだけでなく、ワイシャツ1枚よりも暑さを感じにくくなります。ジレはスーツと同系色が無難ですが、柄物を選ぶとおしゃれ度がアップします。
ただし、新郎新婦を主役とする結婚式では、過度に派手な柄は控えめにしましょう。ジレを上手に取り入れることで、暑さ対策とおしゃれを両立できます。
3. 皺になりにくい素材なら持ち運びも安心
クロークがある会場なら、会場到着後にスーツに着替えるのも1つの方法です。会場まではズボンとシャツで移動すれば、汗ばむ心配がありません。
ただし、ジャケットを持ち運ぶ際は専用のスーツバッグを使用し、丁寧に扱うことが大切です。皺になりにくい素材のスーツを選べば、持ち運びも安心です。麻やポリエステル混紡のスーツなら、シワになりにくく、持ち運びに適しています。
また、出発前にスーツにアイロンをかけておくと、よりシャープな印象に仕上がります。暑さ対策とともに、持ち運びのしやすさにも配慮したスーツ選びを心がけましょう。
夏の装いを格上げ!おしゃれに差をつける小物選び
結婚式に招待された男性ゲストにとって、夏の装いに悩むことも多いのではないでしょうか。暑さ対策を意識しつつ、品良くおしゃれに装うためのポイントをご紹介します。
- 爽やかな色使いのネクタイやポケットチーフで夏らしさを演出
- 蝶ネクタイとジレの組み合わせでフォーマル感とおしゃれ感をアップ
- 小物選びのコツを押さえて、周りと差をつけるコーディネートを
1. 爽やかな色のネクタイ
夏の結婚式では、ネクタイ選びにも工夫を凝らしたいもの。フォーマルな雰囲気が求められる場合は、白や銀色のネクタイがおすすめです。光沢感のある素材を選べば、品良く仕上がります。
一方、カジュアルな結婚式では、リネンやメッシュ素材のネクタイを選ぶのも良いでしょう。涼しげな色合いのネクタイは、夏らしさを演出するのに最適です。
ボウタイもおしゃれな選択肢の一つ。結び方によって表情が変わるので、自分らしいスタイルを見つけてみてください。
2. 夏らしいポケットチーフ
ポケットチーフは、スーツの胸ポケットから覗かせるだけでおしゃれ度がグッと上がるアイテムです。
夏の装いには、白や水色など爽やかな色合いのポケットチーフがおすすめ。麻や綿素材を選べば、軽やかな印象になります。
折り方にもこだわって、三角形やプリーツなどアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ネクタイと色を合わせるのもポイントですが、あえて柄違いのものを合わせるのもおしゃれ上級者らしい着こなしです。ポケットチーフ一つで、ゲストの中でも存在感を発揮できるはず。
3. 蝶ネクタイはジレと相性抜群
蝶ネクタイは、フォーマル感がありながらもおしゃれなアイテムとして人気があります。特に、ジレを着る場合は蝶ネクタイがおすすめです。ネクタイのように前に垂れないため、ジレとのバランスが良く、すっきりとした印象に仕上がるのです。
色や柄のコーディネートを楽しむのもおすすめです。蝶ネクタイなら、ユニークな柄をチョイスしても品良くまとまります。結び方のバリエーションを増やせば、自分らしいおしゃれを表現できるでしょう。
蝶ネクタイ×ジレの組み合わせは、夏の結婚式で差をつけるコーディネートの鉄板です。
アイテム | ポイント |
---|---|
ネクタイ | ・フォーマルな場では白や銀色を選ぶ ・カジュアルな場ではリネンやメッシュ素材の涼しげな色がおすすめ |
ポケットチーフ | ・白や水色など爽やかな色を選ぶ ・麻や綿素材がおすすめ |
蝶ネクタイ | ・ジレとの相性が抜群 ・ユニークな柄もOK |
夏の結婚式お呼ばれQ&A
暑い夏の結婚式シーズン。服装やマナーについて分からないことも多いのではないでしょうか。
よくある質問にお答えしながら、夏の結婚式を快適に過ごすコツを紹介します。
Q. ノーネクタイで出席できますか?
A. 基本的には、結婚式ではネクタイ着用がマナーとされています。
ただし、暑さなどでネクタイ着用が難しい場合は、事前に新郎新婦に確認を取ることをおすすめします。
了承を得られたなら、ノーネクタイでの参加もOKでしょう。その際は、ポケットチーフを挿すとフォーマル感がアップします。ネクタイ以外の小物で、品良く装うことを心がけましょう。
Q. 上着を脱ぐ際の注意点はありますか?
A. 夏の暑さ対策として、上着を脱ぎたくなることもあるかもしれません。
その場合は、ワイシャツの下にジレを着ているのが望ましいでしょう。ワイシャツ1枚だと場違いな印象を与えかねません。
ジレを着用していれば、上着を脱いでもマナー違反にはなりません。上着を脱ぐ場合のマナーとして、ジレ着用は覚えておくと良いですよ。
Q. クールビズで参加できますか?
A. オフィスのクールビズとは異なり、結婚式では上着の着用が基本とされています。半袖シャツやノーネクタイは、カジュアルすぎるためNGです。あくまでも、礼服としてのスーツ姿が求められます。
ただし、革靴は蒸れやすいので、通気性の良い素材の靴下をはくと過ごしやすいでしょう。素材選びにも気を配ることで、暑さ対策になります。
結婚式は特別な1日。ゲストとしてふさわしい服装で臨むことが大切です。
質問 | 回答のポイント |
---|---|
ノーネクタイで出席できる? | ・基本的にはネクタイ着用がマナー ・暑さ等で着用が難しい場合は新郎新婦に確認を得る ・ポケットチーフを挿すとフォーマル感アップ |
上着を脱ぐ際の注意点は? | ・ワイシャツの下にジレを着用するのが望ましい ・ジレ着用なら上着を脱いでもOK |
クールビズで参加できる? | ・オフィスのクールビズとは異なる ・上着の着用が基本 ・半袖シャツ、ノーネクタイはNG |
まとめ
夏の結婚式でも男性ゲストの服装マナーは基本的に変わりません。暑さ対策としては、春夏用の軽量スーツを選び、ジレの着用も検討してみてください。
また、ネクタイやポケットチーフなどの小物で夏らしさを演出するのもおすすめです。暑さのあまり、上着を脱ぐ際はジレを着用し、ノーネクタイで参加する場合は新郎新婦に確認を取ることが大切ですね。
夏の装いをマスターして、結婚式で品良く涼しげな着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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