
【Women's】オフィスカジュアルでニットはOK?正しい選び方と着こなし
秋冬の通勤スタイルに悩んでいませんか?温かく快適なニットは、選び方次第でオフィスでも上品に着こなせる優秀アイテムです。
「職場にニットを着ていって大丈夫?」「カジュアルすぎると思われない?」そんな不安を感じている方も多いはず。就業規則に明記されていないからこそ、どこまでOKか迷いますよね。
この記事では、オフィスで浮かないニットの選び方から、きちんと見えるコーディネート術まで分かりやすく解説します。周囲の目を気にせず、おしゃれで快適な通勤スタイルを手に入れましょう。
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オフィスでニットは着ても大丈夫?
ニットをオフィスで着る前に、まず確認すべきポイントがあります。会社によって服装規定は異なるため、「何となく大丈夫そう」という自己判断は禁物です。思わぬ指摘を受けないよう、事前にしっかりチェックしておきましょう。
ニット着用OKかどうかの確認方法
まずは就業規則のオフィスカジュアルに関する項目を確認しましょう。記載が曖昧な場合は、総務部や上司に直接確認するのが確実です。
「ニットは着ていいですか?」と口頭で聞くだけでは、お互いの認識にズレが生じがちです。実際に着たいニットの写真や、似たデザインの画像を見せながら相談すると、明確な答えが得られます。
取引先や顧客との打ち合わせがある日は、ニット着用を控えるか事前に確認しておくと安心です。外部の方と接する機会が多い職種では、日によって服装の基準が変わることもあります。
きれいめに見えるニットの選び方
薄手のコットンやシルク混紡素材を選ぶと、きちんと感が保たれます。薄い生地は体のラインを拾いすぎず、適度な上品さを演出してくれるため、初めてオフィスでニットを着る方にもおすすめです。
Vネックや丸首などの襟元がすっきりしたデザインは、首回りを美しく見せてくれます。首元が詰まったデザインよりも、ほどよく抜け感がある方が洗練された印象になります。
オフィスでは長袖が基本ですが、軽やかさを出すために七分袖や手首が見えるデザインを取り入れるのもおすすめです。袖口がすっきりしていると動きやすく、パソコン作業にも支障が出にくいでしょう。
避けたいニットの特徴
以下のような特徴があるニットは、カジュアルすぎたり華美に見えたりするため注意が必要です。
- 厚手のケーブル編みやオーバーサイズ
- 透け感の強いレース調やラメ入り
- タートルネック
厚手のケーブル編み(縄のような立体的な編み目)やオーバーサイズは、どうしてもカジュアルな印象が強くなります。休日のリラックススタイルには最適ですが、ビジネスシーンでは浮いて見えてしまう危険性が高いのです。
透け感の強いレース調やラメ入りも、華美に映りやすくオフィスには不向きです。夜のパーティーなら華やかさが際立ちますが、日中の仕事場では派手に見えてしまうでしょう。
タートルネックは保温性が高いものの、首元が詰まって顔周りに重さを感じさせることがあります。寒い季節には重宝しますが、きちんと感を重視する場面では注意が必要です。
オフィスカジュアルに合うニットの選び方
ここからは、ニットを選ぶうえで欠かせない素材・カラー・シルエットの3つに注目します。それぞれのポイントをしっかり押さえることで、職場でも浮かず、なおかつおしゃれに着こなせるアイテムを見つけられるでしょう。
素材の特徴と選び方のポイント
ウール混は保温性が高く、シワになりにくいという利点があります。寒い季節の通勤には心強い味方ですが、肌に直接触れるとチクチク感を覚える場合があるため、インナーを重ねる工夫が大切です。
コットンは通気性に優れており、オールシーズン着回し可能な万能素材です。吸湿性も高いため、室内の温度調節が難しいオフィスでも快適に過ごしやすいでしょう。
カシミヤ混紡は上質感があり、光沢が出て高級な印象を与えてくれます。ただし価格が高めなので、予算と相談しながら検討するのがおすすめです。
素材 | 主な特徴 | 注意点 |
---|---|---|
ウール混 | 保温性が高くシワになりにくい | チクチク感が出る場合がある |
コットン | 通気性に優れオールシーズン対応 | 伸縮性が少ないとシワになりやすい |
カシミヤ混紡 | 上質感があり光沢が出る | 価格が高めで扱いに注意が必要 |
色選びとコーディネートのポイント
ベージュやライトグレーは、やわらかい印象を演出してくれる定番色です。明るめのトーンは顔色を明るく見せ、親しみやすさも感じられるため、初対面の相手とのやり取りが多い職場に向いています。
ネイビーやチャコールグレーなら、クールで落ち着いた雰囲気に仕上がります。濃い色味はシックに見える反面、重たくなりがちなので、明るい色のボトムスと組み合わせてバランスを取りましょう。
差し色としてボルドー(深みのある赤紫)やマスタード(黄みがかった茶色)を小物と合わせて挿し込むのも一手です。ニット本体は無難な色にしておき、バッグやストールで個性を出すとおしゃれ度が高まります。
シルエットとサイズ感の選び方
体のラインに沿う適度なフィット感を意識し、ダボつきを避けることが重要です。ゆるすぎるサイズはだらしなく見えやすく、逆にぴったりしすぎると窮屈な印象になるため、試着してバランスを確かめましょう。
丈は腰骨が隠れるくらいがトップスとボトムのバランスを取りやすく、脚長効果も期待できます。短すぎると上半身が詰まった印象になり、長すぎると全体がもたついて見えがちです。
肩線がジャストサイズのものを選ぶと、きちんとした印象になります。肩が落ちたデザインはカジュアルな雰囲気が強まるため、オフィス向けのスタイルを目指すならぴったりサイズを意識しましょう。
ニットを活かすオフィスコーディネート

ニットは単体で着るのもよいですが、他のアイテムと組み合わせることで表情が豊かになります。ジャケットやスカート、パンツとの相性を考え、小物使いまで工夫すれば、毎日のコーディネートがぐっと楽しくなるでしょう。
ここでは実践的な重ね着テクニックやボトムスとの合わせ方、仕上げに欠かせない小物の使い方をご紹介します。どれも手軽に取り入れられるポイントばかりなので、ぜひ試してみてください。
ジャケットとの重ね着テク
薄手ニットはテーラードジャケットの下に重ねると、すっきり見せやすくなります。厚みのある生地だとジャケットの下でごわつきますが、薄手ならシルエットがきれいに保たれます。
ストールは華やかさを加えてくれますが、派手すぎない色柄を選びましょう。オフィスでは落ち着いたトーンや無地に近いデザインが無難です。
襟付きシャツとニットベストを組み合わせれば、きちんと感をプラスできます。シャツの襟がしっかり立ち上がるため、ビジネス感が強まり、格式を求められる場面でも対応しやすくなるでしょう。
スカート・パンツとの合わせ方
タイトスカートと合わせると、メリハリのあるシルエットが作れます。上半身をコンパクトにまとめることで、スタイルアップ効果が期待できるでしょう。
テーパードパンツなら、脚長効果を狙えます。足首がすっきり見えるため、全体のバランスが整いやすいのです。
ワイドパンツには裾をインしてウエストラインを見せましょう。腰の位置が上がって見え、全体が引き締まった印象になります。
小物で完成度を高める
華奢なゴールドアクセサリーを取り入れると、女性らしさを演出できます。シンプルなニットでもネックレスやブレスレットを足すだけで華やかさが増し、こなれた印象に仕上がるのです。
レザーベルトでニットの腰位置をマークすると、脚長効果を引き出せます。ウエスト周りを強調することでメリハリがつき、スタイルが良く見えるでしょう。
シンプルなパンプスやローファー(紐がない革靴)で全体を引き締めるのも大切です。足元がすっきりまとまっていると、どんなに上半身がカジュアルでもビジネス感を保ちやすくなります。
まとめ
オフィスでニットを着る際は、職場の規定を事前に確認し、素材・色・シルエットを慎重に選びましょう。薄手で上品な素材、落ち着いた色味、ジャストサイズを意識すれば、どんな職場でも好印象を与えられます。
ジャケットやスカート、パンツとの組み合わせ次第で、ニットはさまざまな表情を見せてくれます。小物使いまで意識すると、より洗練された着こなしが完成するでしょう。
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